キドラット・デ・ギーア

キドラット・デ・ギーアの関連作品 / Related Work

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  • 500年の航海

    制作年: 2017
    フィリピンの鬼才キドラット・タヒミックが35年もの歳月を費やして完成させたドキュメンタリードラマ。大航海時代、史上初の世界一周に挑み、途中で命を落としたマゼランに代わって、偉業を達成したのはその奴隷エンリケだったという説に基づく一大叙事詩。監督のキドラット・タヒミックがエンリケを演じていたが、途中で交代した。第65回ベルリン国際映画祭カリガリ賞受賞作。
  • 竹寺モナムール

    制作年: 1990
    フィリピンの生んだ“日記映画作家”キドラット・タヒミックの作品の特集上映〈キドラット・タヒミックの世界〉で上映された1本。95年に日本でも公開された代表作「虹のアルバム」も併映された。上映館はBOX東中野。フィリピンのインディペンデント映画の鬼才、「虹のアルバム」のキドラット・タヒミックが、1982年以来家族ぐるみで親交を結んでいる埼玉県飯能市の竹寺の住職大野宣白氏一家との友情を綴ったビデオ作品。タヒミックにとって初めてのビデオによる作品で、生活に密着した「日記的映画作り」を実践する作品となった。映画そのものは大野宣白氏の息子大野治人君に宛てた手紙という形式をとっている。音楽と美術は「虹のアルバム」などタヒミック作品の大半の音楽を手掛けているシャント・ヴェルドゥン、音楽にはタヒミック夫人のカトリン・デ・ギーアも参加している。
  • フィリピンふんどし日本の夏

      制作年: 1990
      フィリピンの生んだ“日記映画作家”キドラット・タヒミックの作品の特集上映〈キドラット・タヒミックの世界〉で上映された1本。95年に日本でも公開された代表作「虹のアルバム」も併映された。上映館はBOX東中野。「虹のアルバム」「悪夢の香り」など、第三世界の映画作家として独特のユーモアと植民地主義批判にあふれる実験的な作品を発表してきたキドラット・タヒミックが、愛知県芸術文化センターの「身体」をコンセプトとした短編映画シリーズのために監督した。製作・監督・撮影・編集はタヒミック自身。音楽は「虹のアルバム」も手掛けたフィリピン人アーティスト、シャント・ヴェルドゥン。日本側の製作は「虹のアルバム」を配給し、『僕は怒れる黄色』各ヴァージョンを山形国際ドキュメンタリー映画祭で毎回のように上映してきたシネマトリックスの矢野和之が担当している。エグゼクティヴ・プロデューサーは愛知芸術文化センターの越後谷卓司。

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