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メアリー・ピックフォードの関連作品 / Related Work
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喜劇王チャップリン
制作年: 1968映画史上、最高最大の喜劇役者チャールズ・チャップリンの足跡を、その作品を折りまぜて編集したもので、1人の芸術家と、その社会的背景の歴史を描いたものである。脚本・監督はバーノン・P・ベッカー、音楽はアルバート・ヘイグが担当した。出演はチャップリンのほかに、ロスコー・アーバックル、シドニー・チャップリン、チェスター・コンクリン、マリー・ドレッスラーらのなつかしいフィルム。ナレーションはダグラス・フェアバンクス・ジュニア。日本語版の説明は牧野周一が担当した。製作は脚本・監督のバーノン・P・ベッカーとメル・メイ。なお製作顧問に往年のコメディアンでチャップリン映画のスタッフでもあったエドワード・A・サザーランド、イギリスの映画評論家ウィリアム・K・エバーソンほか2人。なお、この映画で出てくるチャップリン作品は次の通り。「チャップリンの寄席見物」「成功争い」「ベニスの子供自動車競争」「雨のおかげ」「メイベル自動車の巻」「キャバレーご難の巻」「チャップリンとパン屋」「メイベルの結婚生活」「仮装舞踏会」「雨夫婦」「醜女の深情」「有史以前の過去」「チャップリンの役者」「チャップリンの駈落ち」「チャップリンの悔恨」「アルコール先生夜通し転宅」「チャップリンの放浪者」「三つどもえ事件」「チャップリンのスケート」「チャップリンの移民」「チャップリンの勇敢」「ザ・ボンド」。 -
歌へ陽気に
制作年: 1936「ロマンス乾杯」のニノ・マルティーニが主演する映画で、ピックフォード・ラスキー・プロの第2回で且つ最後の作品である。原作はレオ・ビリンスキーが書き「海を嫌う船長」のウォーレス・スミスが脚色し、「虚栄の市(1935)」「恋の凱歌」のルーベン・マムーリアンが監督にあたり、「紅雀」のルシエン・アンドリオが撮影した。助演者は「ある雨の午後」「海は桃色」のアイダ・ルビノ、「歌の翼」「夢の並木道」のレオ・カリーロを初め、「Gメン」のハロルド・ヒューバー、「パリは夜もすがら」のジェームズ・プレイクリー、「襤褸と宝石」のミッシャ・オーアィールズその他の面々である。 -
秘密(1933)
制作年: 1933「お転婆キキ(1931)」に次ぐメアリー・ピックフォード主演映画で、ルドルフ・ベジアとメイ・エジントンの合作の舞台劇に基づいてかつての無声作品と同一のスタッフ、フランセス・マリオン脚色、フランク・ボーゼージ監督、に成ったもの。なおマリオンの近業には「シナラ」「チャンプ(1931)」があり、ボーゼージには「戦場よさらば」「バッド・ガール」がある。ピックフォードを助けて、「永遠に微笑む」「婦人に御給仕」のレスリー・ハワードが共演するほか、「ミラクルマン(1932)」「海賊(1931)」のネッド・スパークス、「極楽特急」「地獄のサーカス」のC・オーブリー・スミス、モナ・マリス、アラン・シアーズ、ブランシュ・フレデリシ、ドリス・ロイド等が助演している。カメラは「シナラ」「御冗談でしョ」のレイ・ジューンの担当である。 -
お転婆キキ(1931)
制作年: 1931「コケット」「じゃじゃ馬馴らし(1929)」以来のメアリー・ピックフォードが主演する映画で、甞てノーマ・タルマッジ主演映画として作られたものと同じアンドレ・ピカール作デイヴィッド・ベラスコ演出の舞台劇に基づき、「じゃじゃ馬馴らし(1929)」「悪魔の富籤」のサム・テイラーが脚色監督の任に当たった。相手役は「浮気合戦」「忘れじの面影(1930)」のレジナルド・デニーが勤め、「陽気な後家さん」「夜の大統領」のマーガレット・リヴィングストン、「じゃじゃ馬馴らし(1929)」のジョセフ・カウソーン、フィル・ティードが助演している。撮影は「スキピイ」「明暗二人女」のカール・ストラッスの担当。 -
コケット
制作年: 1929メアリー・ピックフォード嬢主演の最初の発声映画でオール・トーキーになるもの、作品順からいえば「デパート娘大学」に次ぐものである。ジョージ・アポット氏とアン・プレストン・ブリッジャース女史とが合作しジェッド・ハリス氏が舞台にのせた戯曲に基いて、ジョン・W・グレイ氏とアレン・マクニール氏とが脚色の筆を執り、「デパート娘大学」「テムペスト(1928)」と同じくサム・テイラー氏が監督した。台詞もテイラー氏の手になっている。対手役として「パリ醉語」「踊子フィリス」のマット・ムーア氏と「離婚結婚」「気まぐれ娘」のジョン・マック・ブラウン氏とが出演するが、そのほかに「仮面の勇士」のジョン・セント・ポリス氏、ジョージ・アーヴィング氏、等も共演している。キャメラは「ベン・ハー(1926)」「男女の戦」と同じくカール・ストラッス氏である。 -
じゃじゃ馬馴らし(1929)
制作年: 1929「コケット」のメアリー・ピックフォードと「鉄仮面」のダグラス・フェアバンクスとが共演する映画で、有名なシェイクスピア劇「じゃじゃ馬馴らし」を映画化したもの。脚色及び監督は「コケット」「テムペスト(1928)」のサム・テイラーで、撮影は「心の歌」「コケット」のカール・ストラッスの担任である。助演俳優は「月光の曲」「肉体の叫び」のドロシー・ジョーダンをはじめ、「暁の偵察」のクライド・クック、「ストリート・ガール」のジョセフ・カウソーン、「西部戦線異状なし」のエドウィン・マクスウエル及びジェフリー・ウォードウェルという顔ぶれである。