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- クリストファー・ウォーケン
略歴 / Brief history
アメリカ・クイーンズ生まれ。幼いころからダンスや演技を学び、子役としてTVにも出演。16歳でブロードウェイの舞台に立ち、演技賞も受賞した。映画デビューは68年。何と言っても彼の名を高めたのは「ディア・ハンター」(78)の戦争で心に傷を負い、ロシアン・ルーレットにめり込んでいく兵士役。この迫力ある狂気の演技で、アカデミー助演男優賞を受賞。その後も「デッドゾーン」(83)など主演作はあるが、悪役に扮した「007/美しき獲物」(85)や英国アカデミー助演賞受賞の「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(02)など、個性的な助演者として異彩を放っている。
クリストファー・ウォーケンの関連作品 / Related Work
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デューン 砂の惑星PART2
制作年: 2023フランク・ハーバートのSF小説を「ブレードランナー 2049」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が実写化したSFアクションシリーズ第2弾。砂の惑星デューンをめぐり宇宙戦争が勃発。ハルコンネン家に一族を皆殺しされたアトレイデス家の後継者・ポールの復讐が始まる。主人公ポール・アトレイデス役のティモシー・シャラメ、ポールと心を通わせる砂漠の民チャニ役のゼンデイヤらが前作から引き続き出演、皇帝の娘イルーランを「ミッドサマー」のフローレンス・ピューが、宿敵ハルコンネン男爵の甥フェイド=ラウサを「エルヴィス」のオースティン・バトラーが演じるなど、オールスターキャストで全宇宙の命運を賭けた最終決戦を描く。0点 -
グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告
制作年: 2020ロバート・デ・ニーロ主演、部屋とプライドをかけ祖父と孫が闘うコメディドラマ。エドは妻を亡くし、娘夫婦のもとで暮らすことに。エドは孫ピーターの部屋を使用、ピーターは屋根裏部屋に移る羽目になり、激怒したピーターはエドに宣戦布告状を送り付ける。監督は「アルビン/歌うシマリス3兄弟」のティム・ヒル。孫のピーターを「ピートと秘密の友達」のオークス・フェグリーが、エドの娘サリーを「キル・ビル」シリーズのユマ・サーマンが演じるほか、ロバート・デ・ニーロとは「ディア・ハンター」以来の共演となるクリストファー・ウォーケンがエドの悪友ジェリー役として出演する。60点 -
メン・イン・キャット
制作年: 2016「アメリカン・ビューティー」のケヴィン・スペイシー主演のコメディ。仕事一筋で傲慢な社長トムは、娘の誕生日にネコを買って帰る。しかしその途中、社員に呼び出され会社の屋上へ行く。そこに雷が直撃し、転落したトムは、ネコと中身が入れ替わってしまう。監督は、「メン・イン・ブラック」シリーズのバリー・ソネンフェルド。出演は、「ダラス・バイヤーズクラブ」のジェニファー・ガーナー、「ディア・ハンター」のクリストファー・ウォーケン。80点 -
ジャングル・ブック(2016)
制作年: 2016ディズニーアニメにもなったラドヤード・キップリングの冒険小説を実写化。ジャングルに一人取り残された人間の赤ん坊・モーグリは、動物たちに育てられる。しかしトラのシア・カーンが現れ、モーグリに人間への復讐心をぶつける。4D/3D/2D同時公開。動物たちや大自然をCG技術を駆使し描いている。監督は「アイアンマン」シリーズのジョン・ファヴロー。少年モーグリをオーディションで選ばれた新人ニール・セディが演じるほか、「ガンジー」のベン・キングズレーや「ロスト・イン・トランスレーション」のビル・マーレイらが動物たちの声を担当している。90点