ハイノ・デッカード ハイノデッカード

ハイノ・デッカードの関連作品 / Related Work

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  • ハイゼ家 百年

    制作年: 2019
    旧東ドイツ出身の映画監督トーマス・ハイゼが、自身の家族が19世紀後半から保管してきた家族の手紙や日記、音声記録を元に一家が歩んだ激動の100年を振り返ったドキュメンタリー大作。ナチスの台頭や第二次世界大戦、東西分裂を乗り越えたその歩みとは。1955年生まれのトーマス・ハイゼは、1970年代後半からドキュメンタリーの制作を開始。だが、80~85年にかけて制作した5作は、体制にとって相応しくないとされ、ベルリンの壁崩壊まで上映が禁止されていた。本作が日米での劇場初公開作品となる。
  • ドンバス

    制作年: 2018
    2014年からウクライナ東部ドンバス地方で続くドンバス戦争を実話を元に描き、第71回カンヌ国際映画祭ある視点部門監督賞を獲得した戦争ドラマ。親ロシア派勢力(分離派)の政治工作によりウクライナ系住民との分断が深まる無法地帯ノヴォロシアの日常を活写。「国葬」などドキュメンタリーも手がける、ベラルーシ生まれウクライナ育ちのセルゲイ・ロズニツァ監督が、近代的な情報戦と前時代的なテロ行為が入り混じるドンバスの戦争の模様を、13のエピソードでダークユーモアを込めながら描く。第91回アカデミー賞外国語映画賞ウクライナ代表作品。
  • ヒューマン・フロー 大地漂流

    制作年: 2017
    芸術家として活躍する一方、人権活動にも尽力する中国のアイ・ウェイウェイが監督を務め、世界的な問題である難民の現状に迫るドキュメンタリー。23カ国を超える難民キャンプでインタビューを敢行。様々な理由で増加し続ける難民を数年に渡って取材した。アイ・ウェイウェイは、2008年北京オリンピックの“鳥の巣スタジアム”をデザインする一方で、四川大地震での当局の責任を追及し、2010年に北京の自宅で軟禁されるなど、体制に迎合しない姿勢で存在感を発揮している。
  • コミュニストはSEXがお上手?

      制作年: 2006
      東西ドイツの歴史を性という側面から捉え科学的検証を試みるドキュメンタリー。当時のニュースフィルムや性教育映画「女体の神秘」、歴史学者の証言などから、アニメーションを交え、国家の事情や真の幸福を求める人間像を浮き彫りにする。監督・脚本はアンドレ・マイヤー。かつて鉄のカーテンで仕切られていた東西ドイツ。米ソ冷戦時代の象徴として、同じ民族でありながら2つに分断され、統制経済と自由経済という大きな隔たりがあった彼らの生活は何もかも異なっていた。1989年にベルリンの壁が崩壊、1990年にはドイツ統一が達成される。その後、社会学者たちが、それまでベールに包まれていた東ドイツの生活の実態を詳細にリサーチ。経済的には西ドイツに軍配が上がるものの、セックスに関しては東ドイツの進んだ状況が明らかになった。東ドイツでは、セックス初体験の年齢は西ドイツより早く、回数やテクニックも西を遥かに越えており、85%の女性がオルガスム体験者。ピルも妊娠中絶も早くから合法化され、女性たちは自立しておりセックスと結婚制度を切り離して捉えていた。初出産年齢は20歳~22歳。一方の西ドイツでは、性道徳は教会がコントロールし、ピルへの反対論が噴出。ポルノやフリーセックスが話題になっていた頃、壁の向こう側では、既にセックスがオープンに語られ、国家主導の性教育が実施されていたのである。

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