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ウィリアム・オーラモンドの関連作品 / Related Work
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シマロン(1931)
制作年: 1931「母」「ショウボーイ」の原作者エドナ・ファーバーの名作小説をトーキー化したもので「地獄の天使(1930)」「キスメット(1930)」のハワード・エスタブルックが脚色して台詞をつけ、「ストリート・ガール」「海魔」のウェズリー・ラッグルズが監督し、「七つの鍵」「愛の医者」のリチャード・ディックスが主演している。助演者は舞台女優だったアイリーン・ダンを始め「国際盗賊ホテル」「リリオム」のエステル・テイラー、「花嫁選手権」「妾は貴方のものなのよ」の小ウィリアム・コリナー、「怪物団」「チャンプ(1931)」のロスコー・エイツ、「特集社会面」「ギャングを追う女」のジョージ・E・ストーン、「市街」「明暗二人女」のスタンリー・フィールズ、「王様ごっこ」のエドナ・メイ・オリヴァー他である。カメラはパ社時代からディックス映画をクランクしたエドワード・クロンジェガーの担任である。80点 -
孔雀夫人(1920)
制作年: 1920リタ・ウィーマン女史がサタデイ・イーヴニング・ポスト誌に掲げた原作をナジモーア夫人自ら脚色し主演した映画で、監督は「幼子の心」と同じくレイ・C・スモールウッド氏である。孔雀夫人と賞せられ、舞台の上に華やかな日を送る女優も、運命の神の冷たき笑みには、失意の悲しみに嘆く日がある。彼女の幸福は誠に己に目覚めた時初めて得られるべきものであるというのが原作の狙いどころである。ナジモーア夫人はジェーン・ゴアリングとグローリア・クロムウェルの2役を演じている。ニュース誌が本映画に下したる厳密なる批評を以下に掲げる。この映画をナジモーア夫人が脚色したことが誤りであった。夫人は自らの演じる役に余りに多くの演技を要求した脚色をしたために、他の役との対照が取れない。しかも各人物の性格描写が不適当な光線の使用によって一層その感を深らしめられる。夫人の演技もグローリアに扮した時の数場面を除いてはほとんど失敗である。監督手法また同感ができない。云々と。 -
風(1928)
制作年: 1928「真紅の文字」と同じスタッフによって作られた映画でドロシー・スカーボロー女史作の小説を映画化したものである。「真紅の文字」のほかに主役リリアン・ギッシュ嬢は「アンニー・ローリー」「ラ・ボエーム」等に、相手役ラルス・ハンソン氏は「海洋児クーガン」「肉体と悪魔」等に出演、監督者ビクトル・シェーストム氏は「故郷の士」「殴られる彼奴」を、脚色者フランセス・マリオン女史は「ステラ・ダラス(1925)」「熱砂の舞」をものにしている。助演者は「キング・オブ・キングス(1927)」のドロシー・カミングス嬢、「最後の警告」のモンタギュ・ラブ氏 、「ウイーンの狂乱」のエドワード・アール氏、「肉体と悪魔」のウィリアム・オーラモンド氏等で、カメラは「活動役者」「消防隊」のジョン・アーノルド氏担任である。