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佐川一政の関連作品 / Related Work
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カニバ/パリ人肉事件38年目の真実
制作年: 20171981年にフランスで起きた猟奇殺人事件「パリ人肉事件」の犯人・佐川一政に密着したドキュメタリー。幼い頃のホームムービーや、帰国後に描いた漫画を交えながら、幼少期の思い出や事件の詳細が語られ、彼の心の根幹にあるカニバリズムが浮き彫りになっていく。出演は、佐川一政、彼の実弟である佐川純、「ナース夏子の熱い夏」の里見瑶子。監督・製作・撮影・編集を「リヴァイアサン」のルーシァン・キャステーヌ=テイラーとヴェレナ・パラヴェルが手がける。第74回ヴェネチア映画祭オリゾンティ部門審査員特別賞受賞作。 -
やわらかい肌(1998)
制作年: 1998バラバラになった家族を元に戻そうと、自らの偽装誘拐を計画した主婦が巻き起こす騒動を描いたブラック・コメディ。監督は「藪の中」の佐藤寿保。脚本は、佐藤による原案を基に、「こんな、ふたり」の五代暁子と佐藤自身が共同執筆。撮影を「イケイケ電車 はめて行かせてやめないで!」の飯岡聖英が担当している。主演は「売春暴力団」の絵沢萌子。R指定。16ミリからのブローアップ。 -
お天気お姉さん
制作年: 1995テレビのお天気お姉さんの座をめぐって繰り広げられる女たちの熱き戦いを描いた、奇想天外、荒唐無稽なお色気コメディ。監督は「豊丸の何回でも狂っちゃう」の細山智明。安達哲による『ヤングマガジン』に連載された同名コミックを、鴎街人(細山監督のペンネーム)が脚色。撮影を「82分署」の志賀葉一が担当している。主演はセクシーアイドルの水谷ケイ。本作品はオリジナル・ビデオ・ムービーとして95年に製作、販売されていたが、ストックホルム映画祭、オスロ国際映画祭など多数の海外の映画祭に出品され話題を呼んだことから、BOX東中野の企画“トラッシュムービー”の中で日本凱旋公開となった。海外向けにクレジットを入れ直したバージョンで上映されている。スーパー16ミリからのブローアップ。 -
ディレンジド
制作年: 1974「サイコ」「悪魔のいけにえ」「羊たちの沈黙」といったホラー/サイコ・サスペンス映画の名作が題材にした、実在の連続殺人鬼エド・ゲイン(映画ではエズラ・コブ)の事件を忠実に再現し、その病的な犯罪の全てに迫ったスプラッター・ホラーの古典。製作から約20年を経て、初公開時にカットされた場面を復元した完全版を世界初公開。製作は幼児期にエド・ゲイン事件の衝撃を受けた後、音楽業界に身を投じて20万ドルの資金を用意し映画化に乗り出したトム・カー。監督・脚本はカルト・ホラー『死体と遊ぶな子供たち』(V)のジェフ・ギレン、アラン・オームズビー、ボブ・クラーク(のちの契約時のトラブルで、彼はクレジットから名前を外した)の共同。音楽はカール・ジットラー、特殊メイクは「ゾンビ」「トラウマ 鮮血の叫び」の名手トム・サヴィーニ。主演はブロードウェイの名優にして、「ホーム・アローン」の怪隣人役などで知られるロバーツ・ブラッサム。“パリ人肉事件”で有名になり、その後作家となった佐川一政が字幕を手掛けたのも話題に。(16mm)