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- スティーヴ・マックイーン
略歴 / Brief history
1930年3月24日、アメリカ・インディアナ州生まれ。生後すぐに父親が失踪するなど不遇な少年時代を経て海兵隊や様々な職業を転々とした後、演技の道へ。55年にアクターズ・スタジオに入学。56年に「傷だらけの栄光」で映画デビュー。58年から始まったテレビ西部劇『拳銃無宿』の主演で人気を得る。これをきっかけに「荒野の七人」(60)、「大脱走」(63)などに出演して映画スターとしての地位を確立。66年には「砲艦サンパブロ」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。結婚は生涯に3度。「ゲッタウェイ」(72)で共演したアリ・マッグローと二度目の結婚をして子どもも生まれたが後に離婚。80年、肺がんのために亡くなった。享年50。
スティーヴ・マックイーンの関連作品 / Related Work
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スティーヴ・マックィーン その男とル・マン
制作年: 2015モータースポーツに並みならぬ情熱を燃やした俳優スティーヴ・マックィーン悲願のカーレース映画「栄光のル・マン」の製作を振り返るドキュメンタリー。夢を追いかけるあまりに監督と対立、困難を招きキャリアに大ダメージを与えた制作過程を追う。新たに発見された未使用の映像やメイキング素材、スタッフやドライバーが個人的に撮影した映像、マックィーンのボイス・ レコーディング、当時の関係者のインタビューを盛り込み、「栄光のル・マン」の裏側を描き出す。 -
ダスト・トゥ・グローリー
制作年: 2005メキシコの西側に位置するバハ・カリフォルニア半島で毎年行われるオフロードレース「バハ1000」を撮影したドキュメンタリー。監督は、サーフィン映画の金字塔「エンドレス・サマー」のブルース・ブラウン監督を父に持ち、サーフィン・ドキュメンタリー「ステップ・イントゥ・リキッド」のデイナ・ブラウン。 -
くたばれ!ハリウッド
制作年: 2002「ローズマリーの赤ちゃん」「ゴッドファーザー」「ある愛の詩」など時代を画する作品を次々と送り出したロバート・エヴァンズの人生を、膨大なスチールと記録映像を交えて描くドキュメンタリー。映画のナレーターを務めるのはエヴァンズ自身。ジャック・ニコルソン、ダスティン・ホフマン、アリ・マッグロー、ヘンリー・キッシンジャーら著名人が次々と登場する。 -
Jazz Seen/カメラが聴いたジャズ
制作年: 200150年代から今にいたるまで心からジャズを愛し、その音をカメラで捉え続ける名マメラマン、ウィリアム(ビル)・クラクストンの半生を綴るドキュメンタリー。50年代以降のアメリカのポップカルチャー史を感じさせるアートが満載。監督は「BLUE NOTE/ハート・オブ・モダンジャズ」のジュリアン・ベテディクト。音楽監督としてオリジナルスコアを提供しているのは、現代の人気トランペッター、ティル・ブレナー。 -
ハンター(1980)
制作年: 1980過去30年間に5000人以上もの仮釈放中の逃亡者を牢に送り込んだと言われた実在の賞金稼ぎ、ラルフ・ソーソンの危険に満ちた半生を描くアクション映画。製作はモート・エンゲルバーグ、監督は「愛のメダリスト」のバズ・クリーク。クリストファー・キーンの原案を基にテッド・レイトンとピーター・ハイアムズが脚色。撮影はフレッド・コーネカンプ、音楽はミシェル・ルグラン、編集はロバート・L・ウォルフ、製作デサインはロン・ホッブスが各各担当。出演はスティーブ・マックィーン、イーライ・ウォラック、キャスリン・ハロルド、レヴァー・バートン、ベン・ジョンソン、リチャード・ヴェンチャーなど。70点