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ホアン・イグナシオ・サン・マテオの関連作品 / Related Work
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愛よりも非情
制作年: 1993激しく恋の炎を燃やした男女が、運命に弄ばれた末に悲劇的な結末を迎えるラヴ・ロマンス。イタリアのベストセラー作家ジョルジョ・シェルバネンコの短編小説『Spara Che Ti Passa』を、「カルメン(1983 Saura)」「血の婚礼」などで現代スペイン映画界を代表する巨匠カルロス・サウラの監督・脚本で映画化。共同脚本は「エーゲ海の天使」のエンゾ・モンテレオーネ。製作はハイメ・コマスとガリアーノ・ユーソ、撮影はハビエル・アギーレサローベ、音楽はアルベルト・イグレシアス、美術はラファエル・パルメロ、編集はホアン・イグナシオ・サン・マテオ、衣装はマリア・ホセ・イグレシアス、マリア・カルーリ、録音はリカルド・パルメリがそれぞれ担当。アリダ・ケッリが歌う『死ぬほど愛して』が、ヒロインの心の叫びを表して、胸に迫る。主演は「ルルの時代」「フライト・オブ・ジ・イノセント」のフランチェスカ・ネーリと、「愛と精霊の家」「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」のアントニオ・バンデラス。 -
マルメロの陽光
制作年: 1992スペイン現代美術を代表する画家アントニオ・ロペスの創作過程を追ったドキュメンタリー・フィルム。アントニオ・ロペスは、二〇世紀後半の世界の美術界で注目される「マドリード・リアリズム」の中心的存在で、寡作で知られる画家。彼の長年のテーマである陽光に輝くマルメロの実を描くことを中心に、彼をめぐる世界の、様々な側面を描いていく。監督・脚本は「エル・スール」のビクトル・エリセ。製作はロペス夫人で、自身も画家であるマリア・モレノ。原案はエリセとロペス。撮影はハヴィエル・アギレサロベとアンヘル・ルイス・フェルナンデス。音楽はパスカル・ゲーニュが担当。ロペス夫妻の友人として、現代スペイン美術の堂々たるメンバーが出演している。キネマ旬報ベストテン第五位