ヴィゴ・モーテンセン ヴィゴモーテンセン

  • 出身地:アメリカ・ニューヨーク州
  • 生年月日:1958年10月20日

略歴 / Brief history

アメリカ・ニューヨーク市生まれ。高校時代から演劇を始め、演劇学校に入学。舞台で経験を積み、85年に「刑事ジョン・ブック/目撃者」で映画デビュー。 91年の「インディアン・ランナー」で、ベトナム戦争で精神を病んだ弟を演じて注目される。以後、「クリムゾン・タイド」(95)、「G.I.ジェーン」(97)、「ダイヤルM」(98)などで確実にキャリアを積み、01年にスタートした「ロード・オブ・ザ・リング」三部作のアラゴルン役でブレイク。03年の「オーシャン・オブ・ファイヤー」では、ついに主役の座を射止めた。パンク・バンド“X”のエクシーン・セルヴェンカとの間に息子がひとりいるが、彼女とは97年に離婚。

ヴィゴ・モーテンセンの関連作品 / Related Work

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  • クライムズ・オブ・ザ・フューチャー

    制作年: 2022
    デヴィッド・クローネンバーグ監督とヴィゴ・モーテンセンが「危険なメソッド」に続き4度目のタッグを組んだSFホラー。人類は人工的な環境に適応するように進化。体内で新たな臓器が生み出されるソールは、臓器にタトゥーを施し摘出するショーを繰り広げる。臓器を生み出すアーティストのソール役にヴィゴ・モーテンセンを、パートナーのカプリース役に「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」のレア・セドゥを、二人を監視する政府機関のティムリン役に「スペンサー ダイアナの決意」のクリステン・スチュワートを据え、人類の進化をテーマに描く。2022年第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品。1970年製作のクローネンバーグ監督作「クライム・オブ・ザ・フューチャー/未来犯罪の確立」とは原題が同じであるが、作品内容のつながりはない。
  • フォーリング 50年間の想い出

    制作年: 2020
    「グリーンブック」の名優ヴィゴ・モーテンセンの初監督作で、出演、脚本、音楽も担当。パイロットのジョンは、パートナーのエリックや養女モニカとロスで暮らしている。ある日、田舎で農場を経営する父ウィリスが認知症を発症し、ジョンのもとにやって来る。出演は、「エイリアン2」のランス・ヘンリクセン、「マイ・ライフ、マイ・ファミリー」のローラ・リニー。
  • グリーンブック

    制作年: 2018
    2018年トロント国際映画祭で最高賞を受賞した実話に基づく人間ドラマ。1962年、天才黒人ピアニストが差別の残る南部でのコンサートツアーを計画し、イタリア系の用心棒トニーを雇う。ふたりは黒人用旅行ガイド『グリーンブック』を頼りに旅を始める。監督は、「愛しのローズマリー」のピーター・ファレリー。出演は、「はじまりへの旅」のヴィゴ・モーテンセン、「ムーンライト」のマハーシャラ・アリ、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」のリンダ・カーデリーニ。第91回アカデミー賞にて作品賞に輝いた。
    88
  • はじまりへの旅

    制作年: 2016
    ヴィゴ・モーテンセンが風変わりな大家族の父親を演じるロードムービー。アメリカ北西部の森の奥深くで現代社会に触れることなく6人の子供たちと暮らすベン・キャッシュ。しかし母親の葬儀のため、一家は2400キロ離れたニューメキシコへと旅立つことに……。監督・脚本は「グッドナイト&グッドラック」など俳優としても活躍するマット・ロス。共演は「パレードへようこそ」のジョージ・マッケイ、「フロスト×ニクソン」のフランク・ランジェラ。第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞受賞作。
    80
  • 涙するまで、生きる

    制作年: 2014
    アルベール・カミュの短編集『転落・追放と王国』の一編『客』をフランスの新鋭ダヴィッド・オールホッフェンが脚色・監督したヒューマンドラマ。1954年のアルジェリアを舞台に、殺人容疑者を町に送り届けるよう命じられた教師の葛藤を描く。出演は「イースタン・プロミス」のヴィゴ・モーテンセン、「不機嫌なママにメルシィ!」のレダ・カテブ。音楽は「欲望のバージニア」のニック・ケイヴとワーレン・エリス。
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  • 約束の地(2014)

    制作年: 2014
    「ロード・オブ・ザ・リング」のヴィゴ・モーテンセンが、主演・製作・音楽を兼任した幻想的なロードムービー。行方不明の娘を探す父親が、摩訶不思議な世界へ迷い込んでゆく。四隅を丸めた変型スタンダードのスクリーンサイズが特徴。監督はアルゼンチン出身のリサンドロ・アロンソ。カンヌ国際映画祭国際映画批評家連盟賞受賞作。
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