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- ヴィゴ・モーテンセン
略歴 / Brief history
アメリカ・ニューヨーク市生まれ。高校時代から演劇を始め、演劇学校に入学。舞台で経験を積み、85年に「刑事ジョン・ブック/目撃者」で映画デビュー。 91年の「インディアン・ランナー」で、ベトナム戦争で精神を病んだ弟を演じて注目される。以後、「クリムゾン・タイド」(95)、「G.I.ジェーン」(97)、「ダイヤルM」(98)などで確実にキャリアを積み、01年にスタートした「ロード・オブ・ザ・リング」三部作のアラゴルン役でブレイク。03年の「オーシャン・オブ・ファイヤー」では、ついに主役の座を射止めた。パンク・バンド“X”のエクシーン・セルヴェンカとの間に息子がひとりいるが、彼女とは97年に離婚。
ヴィゴ・モーテンセンの関連作品 / Related Work
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー
制作年: 2022デヴィッド・クローネンバーグ監督とヴィゴ・モーテンセンが「危険なメソッド」に続き4度目のタッグを組んだSFホラー。人類は人工的な環境に適応するように進化。体内で新たな臓器が生み出されるソールは、臓器にタトゥーを施し摘出するショーを繰り広げる。臓器を生み出すアーティストのソール役にヴィゴ・モーテンセンを、パートナーのカプリース役に「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」のレア・セドゥを、二人を監視する政府機関のティムリン役に「スペンサー ダイアナの決意」のクリステン・スチュワートを据え、人類の進化をテーマに描く。2022年第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品。1970年製作のクローネンバーグ監督作「クライム・オブ・ザ・フューチャー/未来犯罪の確立」とは原題が同じであるが、作品内容のつながりはない。 -
フォーリング 50年間の想い出
制作年: 2020「グリーンブック」の名優ヴィゴ・モーテンセンの初監督作で、出演、脚本、音楽も担当。パイロットのジョンは、パートナーのエリックや養女モニカとロスで暮らしている。ある日、田舎で農場を経営する父ウィリスが認知症を発症し、ジョンのもとにやって来る。出演は、「エイリアン2」のランス・ヘンリクセン、「マイ・ライフ、マイ・ファミリー」のローラ・リニー。 -
約束の地(2014)
制作年: 2014「ロード・オブ・ザ・リング」のヴィゴ・モーテンセンが、主演・製作・音楽を兼任した幻想的なロードムービー。行方不明の娘を探す父親が、摩訶不思議な世界へ迷い込んでゆく。四隅を丸めた変型スタンダードのスクリーンサイズが特徴。監督はアルゼンチン出身のリサンドロ・アロンソ。カンヌ国際映画祭国際映画批評家連盟賞受賞作。60点