あべ静江 アベシズエ

  • 出身地:三重県松阪市の生まれ
  • 生年月日:1951年11月28日

略歴 / Brief history

父は音楽家、母も歌がうまくNHKの全国のど自慢大会に優勝したことがある。三歳のときから中部地方のテレビ局の番組に子役として出演したのが芸能活動の最初で、67年、県立松阪工業高校に入学したのち高田高校に移り70年、名古屋の東海学園女子短期大学文学部国文科に入る。この間、名古屋タレント・ビューロー、東海タレント・センターなどで話し方の基礎訓練を受け、短大二年在学中の71年頃から名古屋の東海ラジオ、FM愛知でディスク・ジョッキーを担当する。72年、短大を中退。翌73年5月、歌手に転じてキャニオンレコードから『コーヒーショップで』でデビュー。続いて同年9月に発売した『みずいろの手紙』が大ヒット、清純派の美人歌手として一躍、人気者となる。同年、第十五回日本レコード大賞新人賞を受賞。その後、キャニオン『突然の愛』74などのヒット曲で歌手として活躍する一方、TBSの『真夜中のあいさつ』74でコメディアンのせんだみつおと共演、テレビ・ドラマにも進出する。映画は75年、鈴木則文監督の東映「トラック野郎・爆走一番星」のマドンナ役に選ばれて初出演、一番星の桃次郎・菅原文太がひと目惚れした末、はかなくも失恋する、ドライヴ・インでウエイトレスのアルバイトをする太宰治ファンの女子大生を演じ、80年には松竹「思えば遠くへ来たもんだ」で武田鉄矢と共演した。テレビは、TBS『オーケストラがやって来た』ほかに司会をつとめたほか、NHK『いごっそう段六』、日本テレビ『青春ど真ん中』、TBS『三男三女婿一匹』、テレビ朝日『若き日の北條早雲』などに出演。舞台も77年、NHKの連続テレビ小説をもとにした日劇『いちばん星』で主役の佐藤千夜子を演じたほか、東京宝塚劇場『らんかいや』77、『鼠小僧色ざんげ』78に顔を出す。またNHKラジオ『トラベル・ジョッキー』でも活躍。

あべ静江の関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • この胸のときめきを(1988)

    制作年: 1988
    修学旅行を舞台に高校生たちの恋や友情、人々とのふれあいを描く。原案・脚本は「螢川」の中岡京平が執筆。監督は「極道渡世の素敵な面々」の和泉聖治、撮影は「童貞物語2 チェリーボーイズ」の佐々木原保志がそれぞれ担当。
  • 極道渡世の素敵な面々

    制作年: 1988
    チンピラから一人前のやくざになっていく男の姿を描く。安部譲二原作の同名小説の映画化で、脚本は「パッセンジャー 過ぎ去りし日々」の和泉聖治と「燃える勇者」の松本功、平川輝治が共同で執筆。監督は「パッセンジャー 過ぎ去りし日々」の和泉、撮影は「あぶない刑事」の姫田真佐久がそれぞれ担当。
    90
  • ロックよ、静かに流れよ

    制作年: 1988
    ロックが好きな高校生の青春群像を描く。吉岡紗千子原作の同名手記の映画化で、脚本は「九月の冗談クラブバンド」の長崎俊一と、北原陽一が共同で執筆。監督は同作の長崎俊一、撮影は「パッセンジャー 過ぎ去りし日々」の杉村博章がそれぞれ担当。
  • 冒険者カミカゼ

    制作年: 1981
    大学の不正入学金を強奪、組織の追求をくぐり抜ける三人の男女の冒険を描く。脚本は「時の娘」の内藤誠、「蔵の中」の桂千穂、「さらば、わが友 実録大物死刑囚たち」の中島貞夫の共同執筆、監督は「従軍慰安婦」以来七年ぶりの鷹森立一、撮影は北坂清かそれぞれ担当。
    80
  • 思えば遠くへ来たもんだ

    制作年: 1980
    九州からみちのくの城下町にやってきた教師と、落ちこぼれ生徒たちとの心のふれあいを描く。脚本は「遥かなる山の呼び声」の朝間義隆と「俺たちの交響楽」の梶浦政男の共同、執筆、監督は「俺たちの交響楽」の朝間義隆、撮影も同作の吉川憲一がそれぞれ担当。
  • トラック野郎 爆走一番星

    制作年: 1975
    “トラック野郎”シリーズ第2作目。スピードに命を張り、恋に身を焦がす長距離トラック運転手の哀歓を描いた喜劇。脚本は「トラック野郎 御意見無用」の澤井信一郎、監督は脚本も執筆している同作の鈴木則文、撮影は「帰って来た女必殺拳」の飯村雅彦がそれぞれ担当。
    90