- キネマ旬報WEB トップ
- 伊藤洋三郎
伊藤洋三郎の関連作品 / Related Work
作品情報を見る
-
きのう生まれたわけじゃない
制作年: 2023「パラダイス・ロスト」などを送り出し、詩人・映画監督として活躍した福間健二が、原案・脚本・監督・出演の四役を兼任した遺作。母と二人暮らしで、学校に行かない中学2 年生の七海は、若い頃に妻を亡くした77 歳の寺田と出会い、二人の時間を持つ。出演は、幼い頃から舞台でキャリアを積み、これが映画初出演となるくるみ、「秋の理由」の正木佐和。 -
さすらいのボンボンキャンディ
制作年: 2022他者との距離感が希薄になった未曽有の時代に贈る、愛を探す人びとの愚かで滑稽でちいさな物語。「名前のない女たち うそつき女」のサトウトシキ監督が企画・監督し、延江浩の短篇小説集『7カラーズ』(水曜社刊)の一篇を映画化。監督と原作者として「アタシはジュース」以来のタッグを組んだ。主演は「花束みたいな恋をした」「激怒」など注目作への出演が続く影山祐子。生きる実感を持てないままに、性にのめり込んでゆくでもなく声高に叫ぶでもなく、人間らしいつながりと愛を求めてさすらうヒロイン・仁絵に扮し、映画初主演を飾った。相手役の原田喧太は、本業はギタリストながら、父の原田芳雄を彷彿とさせる好演を披露している。58点 -
信虎
制作年: 2021武田信玄の父であり、甲府を開府した信虎の晩年を描く本格的時代劇。信玄によって追放され、京で足利将軍の奉公衆となった信虎。追放より30年の時が流れ、信玄が危篤に陥ったことを知った齢80の「虎」は、武田家存続のため最後の知略を巡らせる――。信虎を演じるのは36年ぶりの主演作となる寺田農。信虎の娘で15歳のお直に谷村美月。榎木孝明、永島敏行、渡辺裕之らベテラン俳優に加え、矢野聖人、荒井敦史、石垣佑磨の若手俳優も参加。また、武田家の映画「影武者」で織田信長を演じた隆大介の遺作となった。監督は「デスノート」の金子修介、音楽に「影武者」などの池辺晋一郎、武田家考証に武田氏研究の第一人者・平山優を迎えたほか、撮影の上野彰吾、衣裳の宮本まさ江、特殊メイク・スーパーバイザーの江川悦子、美術装飾の籠尾和人、VFXスーパーバイザーのオダイッセイなど、日本映画の最高峰のスタッフが結集。武田信玄生誕500年の記念イヤーである2021年日本公開。