山口祥行 ヤマグチヨシユキ

  • 出身地:東京都
  • 生年月日:1971/08/06

略歴 / Brief history

東京都の生まれ。1986年、アクション俳優を目指して千葉真一が主宰する“ジャパン・アクション・クラブ(JAC)”に入団。スタントマンなども経験し、88年の関本郁夫監督「クレージーボーイズ」で俳優として本格的にデビューする。男っぽいルックスと飄々とした芝居で特異なキャラクターとして注目を集め、その後も、TBS『はいすくーる落書』『ママハハ・ブギ』89、『女子高生!キケンなアルバイト』91、『オレたちのオーレ!』93などのテレビドラマに次々と出演する。映画は、千葉が初監督した「リメインズ・美しき勇者(つわもの)たち」90を経て、91年の村上修監督「真夏の地球」で主人公のひとりであるロック・マニアの鉄男役に抜擢され、鮮やかな印象を残す。同年、石井隆監督のOV『月下の蘭』91に出演して以降、石井作品の常連俳優となり、「夜がまた来る」94、「GONIN」95・96、「黒の天使 Vol.1」98、「TOKYO G.P.」01、「花と蛇」03・05、「人が人を愛することのどうしようもなさ」07、「ヌードの夜・愛は惜しみなく奪う」10と、近年まで一貫して石井独特の世界を支え続ける。これらと並行して、90年代後半よりやくざものを中心とするアクション路線への出演が増え、ハードな役柄にキャリアを活かしていく。また2006年、テレビ朝日の特撮ヒーロードラマ『仮面ライダーカブト』にレギュラー出演し、JAC在籍時代に培ったアクション俳優としての誇りを発露。その勢いに乗って、同シリーズの劇場版にも出演した。

山口祥行の関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • 田村悠人

    制作年: 2025
    「日本統一」シリーズの主演の一人、山口祥行演じる田村悠人を主人公とした最新作。
  • 氷室蓮司

    制作年: 2024
    極道界の頂点を目指す男たちを描くVシネマ『日本統一』シリーズ10周年を記念して制作、台湾で本シリーズ初の海外ロケを行った劇場版。主人公の一人・氷室蓮司の父親としての側面に焦点を当てている。椅子に縛り付けられた息子・悠太の写真が送られてきた氷室は、石沢の制止を振り切り、一人台湾へと飛び立つ。監督は『首領の道』などの任侠系Vシネマ作品や「修羅の群れ」などの映画を手がけ、『日本統一』シリーズは27作目以降を担当している辻裕之。主人公である任侠団体・侠和会の氷室蓮司を演じる本宮泰風は、本作でも総合プロデュースを務めている。「野球部に花束を」の黒羽麻璃央が台湾で氷室をフォローする篠原将人を、「幽幻道士」シリーズのヒロイン・テンテン役で知られるシャドウ・リュウが台湾の刑事・楊愛玲を演じる。
  • 静かなるドン2 前編(2024)

    制作年: 2024
    新田たつおによる任侠漫画を原作に、伊藤健太郎主演で映画化された「静かなるドン」の続編であり、前後編2部作の前編。堅気とヤクザの二つの顔を持つ近藤静也は争いごとが大嫌いだが、敵対する組からの意外な提案によって、平和と秩序が脅かされてゆく。前作に続き、筧美和子、深水元基、本宮泰風、三宅弘城、坪倉由幸、藤井アキト、筒井真理子が共演。新たに「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」の新谷ゆづみ、ダンスボーカルユニット・M!LKの山中柔太朗らが参加。監督を「日本で一番恐くない間取り」の鳴瀬聖人、脚本・総合監修を前作の監督・山口健人が務める。
  • 静かなるドン2 後編(2024)

    制作年: 2024
    新田たつおによる任侠漫画を原作に、伊藤健太郎主演で映画化された「静かなるドン」の続編であり、前後編2部作の後編。堅気とヤクザの二つの顔を持つ近藤静也は争いごとが大嫌いだが、敵対する組からの意外な提案によって、平和と秩序が脅かされてゆく。前作に続き、筧美和子、深水元基、本宮泰風、三宅弘城、坪倉由幸、藤井アキト、筒井真理子が共演。新たに「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」の新谷ゆづみ、ダンスボーカルユニット・M!LKの山中柔太朗らが参加。監督を「日本で一番恐くない間取り」の鳴瀬聖人、脚本・総合監修を前作の監督・山口健人が務める。
  • ぴっぱらん!!

    制作年: 2024
    ヤクザの三兄弟の固い絆を描くヒューマンバイオレンス映画。25年前、一家の大黒柱の父・百鬼剛を暗殺された百鬼三兄弟。次男・要が跡を継ぐが、麻薬ビジネスを発端に襲撃事件が勃発。大阪にいる三男・湊の窮地を救った長男・峻は、湊と共に要の元に現れる。「北風アウトサイダー」の崔哲浩が次男・要役とともに監督・脚本・プロデューサーを務め、「日本統一」シリーズの山口祥行、「ある用務員」の福士誠治とトリプル主演として三兄弟を演じる。タイトル「ぴっぱらん!!」の「ぴっ」は韓国語で「血と雨」、「ぱらん」は「風」を意味する。
  • ゴーストキラー

    制作年: 2024
    「ベイビーわるきゅーれ」シリーズの園村健介(監督兼アクション監督)と阪元裕吾(脚本)が再びタッグを組んだアクション・ムービー。大学生の松岡ふみかはある日、殺し屋の幽霊・工藤に遭遇。工藤の戦闘能力を手に入れたふみかは、その成仏に一役買うことになる。主演は「ベイビーわるきゅーれ」シリーズの髙石あかり。