てから始まるものでの検索結果

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  •   「はりぼて」「裸のムラ」の五百旗頭幸男監督が、能登半島の中央にある石川県穴水町で続けられる草の根新聞の営みを捉えつつ、政治とメディアのあり方を問うていくドキュメンタリー「能登デモクラシー」が、5月17日(土)よりポレポレ東中野ほか全国で順次公開される。予告編と著名人のコメントが到着した。     人口が7000人を下回り、若者と高齢者がともに減りゆく《人口減少の最終段階》に入った穴水町。限界集落に暮らす元中学校教師の滝井元之さんは、2020年から手書きの新聞〈紡ぐ〉を発行し、利益誘導型の政策や町の未来に警鐘を鳴らしてきた。「何もしなければ、何も変わらない」 石川テレビのクルーは市井の眼差しにローカルメディアの存在意義を重ねながら、惰性と忖度が蔓延る役場と町議会の関係を浮き彫りにしていく。 2024年1月1日、能登半島地震が発生。災難に見舞われた人々を捉えたテレビ映像は、穴水に風穴を開けた──。 配給収入の一部は、能登半島地震復興のために寄付される。寄付先および金額は後日、映画公式サイトで発表。   https://www.youtube.com/watch?v=cwmx0HiPnuU   〈コメント〉 能登の物語を観ることで能登の人を応援できれば……なんて些か傲慢な意気込みで観始めたが、むしろこれは能登の外側にいる人々を奮い立たせるエンパワーメント・ドキュメンタリーだ。 衰退の一途を辿る民主主義を手繰り寄せ、自らの手で社会を操舵し始めた穴水の姿は希望そのもの。「なら我々も政治を変えられるのでは?」と鼓舞されずにはいられない。 この社会で市民が持つ力を思い出させてくれる、今この国に最も必要な映画ではないだろうか。 ──ISO(ライター) 草の根新聞と、その活動を報じたテレビによって、民主主義の萌芽が見える。 間違いなく良作、だけど、なんだか五百旗頭さんらしくないな……と思っていたら、最後にすげぇのきた! 問い質すタイミングも含め、最高だ。 これぞ五百旗頭ワールド。民主主義は、やっぱり簡単じゃないよね。 ──大島新(ドキュメンタリー監督) 手書きの闘いを、同じ想いで支える人たちがいる。 過疎の止まらない町の未来をあきらめない。あきらめさせない。 一通一通が紡いできた連帯の輪は、地震の後にこそ濃く広がっている。そのたしかな軌跡が残された。 滝井さん夫妻の記録は、能登の各地で地震の前から奮闘してきた人たちにも光を当てるものだ。 そして能登だけの問題ではないと、自分にも支える手があることに気づかせてくれる。 ──小森はるか(映像作家) ここは、能登半島のちいさなまち ──なあなあな部分の脱却は難しいよなあ、何十年も住んでいると 町長の率直な本音の通り、町政はぐずぐずと腐敗している しかしこのまちには、自治のための技術を持つ、うつくしい高齢者たちがいる 田畑を耕し、生きものを育て、果実をもぎ、水を引く 発行部数500部の手書きの新聞は、町民たちが本音を共有するための重要なメディアだ 書く、刷る、手渡す / 読む、カンパする、語り出す 80歳の主人公と、穴水町にエールを ──瀬尾夏美(アーティスト、詩人) 究極のオールドメディアともいえる過疎地の手作り新聞。 震災後の号に「私たちは生きています」と書き入れるとき、その筆の逡巡が雄弁で、本物の言葉を見たという気がした。 滝井さんは住人や議会に声をかけ続け、妻の順子さんは何度も「ありがとう」と口にする。 そんな「言葉を手渡す」という切実な営みが、即席の引用やリポストでは届かない扉をノックし続ける。 ──岨手由貴子(映画監督) 世界の極東に位置し、少子高齢化社会を迎えた島国、日本。能登デモクラシーはそのまま日本のデモクラシーを映し出している。 果たして僕らは慣例を抜け出し、自分たちで社会を再建することが出来るのか? 僕らに滝井さんのような在り方が出来るかどうか。人のために動く彼の背中には猫さえも安心して乗っかる。 ──ダースレイダー(ラッパー) 税金を払っている。嫌々ながら。 ちゃんと使ってもらわないと困る。 チェックする。なんだこれ、と疑う。 これ、民主主義の基本だ。 今、折れそうになっている。 なぜなのか。図太い問いに貫かれている。 ──武田砂鉄(ライター) 全てが見どころだが新聞マニアとしては「地元メディアとは何か?」を考えさせられた。 誰かが監視をしないとすぐに群れる。五百旗頭監督や滝井さんのような人がいてこそ緊張感を持つ。あの「手書き新聞」こそ、石川県で最高の地元紙ではないか?観ればわかります。 ──プチ鹿島(時事芸人) 能登で最も小さな自治体、穴水町。穏やかな海とおおらかな人々、選挙をすれば投票率は70%超え…。 何ともうらやましい!と思いきや、一皮剥けば権力の濫用、惰性、波風立てず「なあなあに」が蔓延。 この国の等身大を見た。それに抗い続ける地元の小さな独立系メディアと、立ち上がり始めた町民たち。民主主義の芽を育てていくために大切なものは何かを教えてもらった。 ──前田亜紀(映像ディレクター/プロデューサー)     「能登デモクラシー」 監督:五百旗頭幸男 撮影:和田光弘 音声:石倉信義 題字・美術:高倉園美 編集・撮影:西田豊和 音楽:岩本圭介 音楽プロデューサー:矢﨑裕行 テーマ音楽「穴水ラプソディー」(作曲:岩本圭介) プロデューサー:木下敦子 製作:石川テレビ放送 配給:東風 2025年/日本/101分/DCP ©石川テレビ放送 公式サイト:https://notodemocracy.jp/
  • 一年間の映画業界の動きを分析・解説する『映画業界総決算2025』が4月21日に発売される。同特集は、これまで毎年「キネマ旬報」に掲載してきたが、今年は別冊として発売となる。業界関係者はもちろん、映画ファン必読の本書について紹介する。 本書は3部構成。2024年の映画界全体と、約30社の映画配給会社の作品と興行成績を詳細に記録する「第1章」、「第2章」のコラム特集では、ヒット作「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」「変な家」「侍タイムスリッパー」「ラストマイル」などの興行分析、「映適」や「インティマシー・コーディネーター」といった映画業界の動きの解説、『SHOGUN 将軍』旋風から「ゴジラ-1.0」をはじめとする外国の映画賞・映画祭で受賞に輝く日本映画、そして近年注目されている森田芳光監督作品の評価まで外国情報をリポート。 「第3章」では、現在、問題視されている、外国映画の減少の傾向を踏まえた「外国映画に明日はない、のか」を緊急提言。 加えて1980年から2024年まで各年の「外国映画+日本映画 興行成績トップ・テン」を収録し、時代につれてヒット作の流れの変化が一目でわかる資料となっている。 【主な内容】 ○2024年映画界興行成績データ 日本映画・外国映画興行収入一覧 映画配給会社、各社の2024年の動向 ○映画界をめぐるコラム特集 “意外な”ヒット作の背景 「侍タイムスリッパー」の快進撃 「ラストマイル」の成功 「映適」と映画界の働き方改革 インティマシー・コーディネーターとは? 『SHOGUN 将軍』旋風 in the USA 2024年海外の映画賞を受賞した日本映画 森田芳光監督の世界的評価 映画界事件簿 冤罪事件を描くドキュメンタリー クリント・イーストウッド監督最新作、配信のみの日本公開 「Chime」と新たな公開方法の可能性 ○緊急特集 「外国映画に明日はない、のか?」 ○資料 1980年-2024年各年「外国映画+日本映画 興行成績トップ・テン」 2024年映画・テレビ関係者物故人一覧   『映画業界総決算 2025』 ●A5判/128頁 ●発売日:2025年4月21日(月) ●定価:1,650円(税込) ●発売:キネマ旬報社 ※この商品は書店での販売はございません。ご購入方法は下の3つからお選びください。 1)クレジットカ-ド決済:〈オンラインショップ〉をご利用ください。 商品を選択し指示に従い購入の手続きをお願いします。その際、送料の選択も忘れずに。また、お届け先がご購入者と異なる場合は、必ず情報の入力をお願いいたします。 2)郵便振替:郵便局にある青い「払込取扱票」に口座番号: 00100-0-182624、加入者名:株式会社キネマ句報社を記入、通信欄に「映画業界総決算2025」とご明記ください。送料は1冊、全国一律750円頂戴いたします。 3)商品着払い(ヤマト代引):お手数ですがキネマ旬報社販売営業部までお問い合わせください。[受付時間]平日10 : 00 ~ 18 : 00 TEL : 03-6268-9701
  •   パリの現代美術館ポンピドゥ・センターは、レオス・カラックスに白紙委任する形で展覧会を構想していたが、「予算が膨らみすぎ実現不能」に。その代わりに作られたというカラックスの新作映画「IT’S NOT ME イッツ・ノット・ミー」が、4月26日(土)よりユーロスペースほか全国で順次公開される。 3月下旬に来日したカラックスが先行上映イベントで語る映像、グラフィックデザイナーの大島依提亜が手掛けたアナザービジュアル、著名人のコメントが到着した。   https://www.youtube.com/watch?v=kWTjNvdaFVU   「戦争が起こりゴダールが死を決意した。たぶんこの映画にも大きな影響を与えている」「ノスタルジックになるのは好きじゃない。むしろ怒っていたい」「この映画が特別なのはフィクションではないから。すべての始まりであるカオスが生きたまま描かれている」──。メディアの前に立つことが少ないカラックスが、日本の観客の問いに答えていく姿は、まさに貴重だ。     アナザービジュアルは、不眠症でベッドに腰掛けるカラックス、ベビー・アネット、盟友ドニ・ラヴァン、ジュリエット・ビノシュ、愛犬、娘ナスチャと稲妻、ウクライナの活動家オクサナ・シャチコのトップレス抗議活動、「ポンヌフの恋人」の撮影風景、そして目と《REGARD DES DIEUX?》の文字などをコラージュしたもの。 制作した大島依提亜は「一見すると、ジャン=リュック・ゴダール晩年の怒涛の音と映像のスタイルを“細かすぎて伝わらない”レベルで再現しているかのように思える。しかしそこはカラックス、あらゆる場面にみなぎる圧倒的映像美によって、さらにブーストし、唯一無二の映画に仕上げてしまった。そんな物量と精度(に対峙するには40分が限界じゃなかろうか)をアナザービジュアルに込めました」とコメントしている。   〈著名人コメント〉 本当に驚くべき、清々しい映画で、言葉の最良の意味で“遺産(相続財産)”と呼ぶべき作品。ゴダールを随所に感じるけれども100%レオス・カラックス映画だと思う。私はこの映画にとても心動かされた。 ──イザベル・ユペール(女優) ※ニューヨーク映画祭参加時のコメント 画面から連射されるいくつもの問い。そのどれもが、手にした途端、あっさり断ち切られる。そして、また次の問いが始まるまでの一瞬の何かが、頭の深いところに刻み込まれる。まるで脳の奥でうがいをするような、そんな感じ。 ──尾崎世界観(ミュージシャン・作家) レオス・カラックスが撮れば、それが42分でも125分でも、等しく忘れられない映画体験になってしまう。 ──伊賀大介(スタイリスト)     © 2024 CG CINÉMA • THÉO FILMS • ARTE FRANCE CINÉMA 配給:ユーロスペース レオス・カラックスは“どこにいる?”「It’s Not Me イッツ・ノット・ミー」
  •   モーテルで一夜の関係を持った女と男が、逃走と追跡の立場に転じて繰り広げる緊迫の物語を、時系列を狂わせた全6章構成で描き出す“チャプター・ツイスト・スリラー”「ストレンジ・ダーリン」が、7月11日(金)より新宿バルト9ほか全国で公開される。ポスタービジュアルと予告編が到着した。     シリアルキラーの存在にざわつく町のモーテルに、一台の車がやってくる。乗っているのは出会ったばかりの男女だ。 「あなたはシリアルキラーなの?」「まさか」 一夜の過ちが、予測できない連続殺人のスパイラルを招く──。   https://www.youtube.com/watch?v=AP7Kk5uum0I   本作後にはスティーヴン・キング原作「死のロングウォーク」の脚本を手掛けるJ.T.モルナーがメガホンを執り、主人公の“レディ”をドラマシリーズ『スクリーム』『ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~』のウィラ・フィッツジェラルド、対する“デーモン”を「SMILE/スマイル」のカイル・ガルナーが演じる。 映画は2023年のFantastic Festでプレミア上映され、スティーヴン・キングは「巧妙な傑作」、「エクソシスト」次回作のマイク・フラナガン監督は「崇高なまでに素晴らしい」と称賛。「コンスタンティン」や「ハンガー・ゲーム」シリーズのフランシス・ローレンス監督は「一瞬の名作は、秘密が台無しになる前に見る」と早急に鑑賞するよう勧めている。さらに映画評論家の町山智浩も興奮のコメントを寄せた(以下)。   町山智浩(映画評論家)コメント 「この映画は6部構成」という字幕で始まり、次の字幕は「第3部」。え? このパズルを解こうとして観客の頭はフル回転する。でも『ストレンジ・ダーリン』は観客の予想を全部裏切っていく。ほとんど1分おきに! 美しくも哀れなエンディングには不思議な達成感すらある。さすがスティーヴン・キングも認めた傑作!     「ストレンジ・ダーリン」 監督・脚本:J.T.モルナー 出演:ウィラ・フィッツジェラルド、カイル・ガルナー 2023年/アメリカ/シネマスコープ/5.1ch/97分/PG12 原題:STRANGE DARLING 配給:KADOKAWA ©2024 Miramax Distribution Services, LLC. ALL rights reserved. 公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/strangedarling
  •   『チ。―地球の運動について―』で手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した魚豊が、それ以前に連載デビュー作として〈100m走〉に魅せられた者たちの狂気と情熱を描いた漫画『ひゃくえむ。』が劇場アニメ化。9月19日(金)より全国公開される。松坂桃李と染谷将太がW主演を務めることが決定し(両者は「アントキノイノチ」以来14年ぶりの共演)、ティザービジュアルと特報映像が到着した。     生まれつき足が速く《友達》も《居場所》も手に入れてきたトガシ(声:松坂桃李)と、辛い現実を忘れるためがむしゃらに走っていた転校生の小宮(声:染谷将太)。トガシは小宮に速く走る方法を教え、放課後に共に練習を重ねる。打ち込むものを見つけた小宮は、貪欲に記録を追い始める。そうして二人は、親友かつライバルとなっていった。 数年後、天才ランナーとして名を馳せるも、勝ち続けなければいけない恐怖に怯えるトガシの前に、トップランナーの一人となった小宮が現れる──。 監督を「音楽」で注目された岩井澤健治が務め、脚本を『東京リベンジャーズ』シリーズや「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」のむとうやすゆき、キャラクターデザイン・総作画監督を『葬送のフリーレン』で絵コンテ・演出を手掛けた小嶋慶祐、音楽を『呪術廻戦』『東京リベンジャーズ』『Dr.STONE』シリーズの堤博明が担当する。   https://www.youtube.com/watch?v=S4qDUrkoNpc   〈コメント〉 松坂桃李 原作を読んだ時に、登場人物の呼吸や、風を切っていく音、足が地面について駆けていく音、汗、体温を感じました。初めての経験でした。なにより、選手一人一人の葛藤や、繊細な心の機微に揺さぶられ、ページを捲る手が止まりませんでした。そんな「ひゃくえむ。」のアニメーション映画に参加できることを、光栄に思うと同時に、とてつもなくプレッシャーも感じました。染谷くんとの共演は14年ぶりとなりますが、とても嬉しかったです。 染谷くんが演じた小宮は、まさに小宮でした。原作から感じた音や汗、体温がそのまま伝わる作品になっていることを願います。是非楽しみにしていてください。 染谷将太 魚豊先生の原作を読んだとき、聞こえないはずの100m走を走る音が聞こえてくるような、自分が風を切っているような躍動感を感じました。それをアニメーションに落とし込んだら、絶対面白い作品になるだろうなと心惹かれました。小宮には気持ちが先走って限界がどこだか分からなくなってしまうような人間味があり、僕自身にも響くところがあります。観る方の息も思わず上がってもらえるように大切に演じました。     「ひゃくえむ。」 声:松坂桃李、染谷将太 原作:魚豊『ひゃくえむ。』(講談社「マガジンポケット」所載) 監督:岩井澤健治 脚本:むとうやすゆき キャラクターデザイン・総作画監督:小嶋慶祐 美術監督:山口渓観薫 音楽:堤博明 プロデューサー:寺田悠輔、片山悠樹、武次茜 アニメーション制作:ロックンロール・マウンテン 製作:『ひゃくえむ。』製作委員会 配給:ポニーキャニオン、アスミック・エース ©魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会 公式サイト:https://hyakuemu-anime.com

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