ひから始まるものでの検索結果

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  •   ロバート・ゼメキス監督とトム・ハンクス&ロビン・ライトをはじめとする「フォレスト・ガンプ/一期一会」(1994)のチームが再結集し、ある地点に暮らす何世代もの家族が織り成す愛と喪失、記憶と希望の物語を紡いだ「HERE 時を越えて」が、4月4日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開される。ポスタービジュアル(デザインは大島依提亜)と予告編が到着した。     恐竜が駆け抜け、氷河期を迎え、オークの木が育ち、先住民族の男女が出会う。やがてそこに家が建ち、いくつもの家族が入居しては出て行く。1945年、戦地から帰還したアル(ポール・ベタニー)と妻のローズ(ケリー・ライリー)はその家を購入し、息子のリチャード(トム・ハンクス)が生まれる。急速に変わりゆく世界で、絵の得意なリチャードはアーティストになることを夢見ていた。そんな中、別の高校に通うマーガレット(ロビン・ライト)と出会い、二人は恋に落ちる。マーガレットは大学へ進んで弁護士を目指すものの、思いがけない人生が始まる──。   https://www.youtube.com/watch?v=5yqWEYXwnoE   原作は20ヵ国以上で翻訳され、2016年アングレーム国際漫画フェスティバルで最優秀作品賞を受賞したリチャード・マグワイアのグラフィックノベル『HERE』。「フォレスト・ガンプ」の監督とメインキャストのみならず、脚本のエリック・ロス、撮影のドン・バージェス、音楽のアラン・シルヴェストリ、衣装のジョアンナ・ジョンストンも再び集まり、ある場所に固定したカメラから時を超えた家族のドラマを見つめるという驚きの作品を生み出した。 ゼメキス監督は「一緒にやっていて楽しいと思える才能ある人たちと仕事をしようと常に心掛けている。いつも一緒に仕事をすると楽しめるトムやロビン、(脚本家の)エリックともまた何かできるチャンスを窺っていた。今回、そういうチャンスが巡ってきて興奮したよ。トライするのは当然だと思ったよ」、トム・ハンクスは「ロバートは間違いなく信頼できる。ロビンはこれまで多忙で、スケジュールが合わなかったりしたが、いつも私は一緒にやりたいと思っていた。(念願が叶い)一緒に作品を作れてうれしかった」、ロビン・ライトは「キャリアの中でも最高の体験だった。フォレスト・ガンプでもそう思ったけれど、ロバートと組むのは今回が4度目で、トムとロバートは6か7度目だと思うが、旧知の人と仕事するのは、自分の今の年齢やキャリアを考えると貴重。必然とも言えるし、もはや家族。それがあるから、互いに考えていること、やり方もよくわかっている」と語っている。 なお、トム・ハンクスとロビン・ライトは10代から70代までをひとりで演じている。撮影現場のモニター上で、さまざまな年代の顔を入れ替えるVFXを使用することで、この難題が実現された。物語と映像技術、ともに注目したい。     「HERE 時を越えて」 監督:ロバート・ゼメキス 原作:リチャード・マグワイア 脚本:エリック・ロス&ロバート・ゼメキス 出演:トム・ハンクス、ロビン・ライト、ポール・ベタニー、ケリー・ライリー、ミシェル・ドッカリー 2024年/アメリカ/英語/104分/カラー/5.1ch/ビスタ/G 原題:HERE 字幕翻訳:チオキ真理 提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ ©2024 Miramax Distribution Services, LLC. All Rights Reserved. 公式サイト:here-movie.jp
  • 自身の性的暴行に対して勇気ある調査に乗り出していく姿を記録した、伊藤詩織の初監督作品「Black Box Diaries」が、第97回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー映画賞のショートリストに選出された。 日本人監督の作品が、アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞のショートリストに選出されるのは史上初。本作は本年のサンダンス国際映画祭での上映を皮切りに、50以上の映画祭において18の賞を受賞、ドキュメンタリーのアカデミー賞とも称されるIDA(International Documentary Association)ドキュメンタリー賞で新人監督賞を受賞している。また、EU議会、英国国会、UN Womenや国連腐敗防止条約などでも本作の講演が行われ、賛同の声が世界に広がっている。   〈コメント〉 注目に値する。伊藤詩織の監督デビュー作である本作は、緊迫した、胸に迫るドキュメンタリーであり、長きにわたって労苦してきたひとつの性的暴行事件というプリズムを通して、システム化された不正の世界を浮き彫りにする。その生々しい一人称の視点は、他の映画作家の興味に邪魔されることなく、伊藤監督のジャーナリスティックな手腕によって物語に厳密さを与え、『Black Bok Diaries』を現代日本における家父長制的な権力構造の忌まわしい分析としてだけでなく、サバイバーとして生きることで生じる日々の心理的な揺れや綻びを鮮やかに喚起している。 勇気ある率直さ。この映画は注目に値する…。切迫した個人的な視点と、緊迫したリーガルドラマの展開…。 この映画は驚くべきものだ…その切迫した個人的視点と緊迫したリーガルドラマの造形で…まったくもって引き込まれる。 純粋に芸術的で直感的な映画作家である。 ──ガイ・ロッジ『バラエティ誌』 必見。寛大で、勇気があり、最終的には希望に満ちた映画である。 伊藤を重要な新しい声として確固たるものにした。 ──トムリス・ラフリー『ハーパーズ・バザー誌』 伊藤自身のジャーナリストとしての粘り強さ、そして個人的な決意と憤りが、反対のことをするようにという大きな圧力にもかかわらず、彼女の物語を公表させる。彼女が引き下がらなかったことは英雄的行為であり、さらに多くの人々を鼓舞するだろう。 ──ジャスティン・チャン『ロサンゼルス・タイムズ紙』 苦悩に満ちた切迫したパーソナル・ドキュメンタリー、調査、対決、行動...。惜しげもなく率直な映画的感性。 ──リチャード・ブロディ『ニューヨーカー誌』 引き込まれる、必見の映画。多くの人が自分の物語を封じ込めようと懸命に闘ったとき、伊藤が自分の物語を語る勇気は何ものにも代えがたい。彼女の旅はレジリエンスのひとつである。私たちは皆、驚くべき伊藤詩織から1つや2つ(あるいは3つ)のことを学ぶことができる。 ──クリスティーヌ・ジャン=バティスト『ELLE』誌 並外れた新しいドキュメンタリー。伊藤詩織の決意と犠牲に対する記念碑であり、今年最高のドキュメンタリーのひとつである。 伊藤詩織は世界を変えた。そして『Black Box Diaries』は、彼女の決意と犠牲の記念碑であり、今年最高のドキュメンタリーのひとつでもある。 ──マーロウ・スターン『ローリング・ストーン誌』 純粋に力を与えてくれる映画であると同時に、日本の女性たちに残された課題についても全く明確な目を向けている。 ★★★★ ──ニコラス・ラポルド『フィナンシャル・タイムズ紙』 この映画は、世界で最も文明化された国のひとつであることを自負する日本における犯罪と司法に対する伊藤の斬新なアプローチによって、より衝撃的なものとなっている。 ──ピーター・ハウエル『トロント・スター紙』 驚異的な究極のノンフィクション・リーガル・スリラー 衝撃的。時に爆発的で、時に破滅的な回顧録。 伊藤詩織は、10年にわたる映像を勇敢に、そして見事にまとめあげた。 正義を追求する彼女自身の姿を綴った感動的な手記である。 トラウマ、回復力、執念の捜査の物語である。 ──デヴィッド・キャンフィールド『ヴァニティ・フェア誌』 衝撃的。勇気ある作品。 ★★★★ ──ピーター・ブラッドショー『ガーディアン紙』   「Black Box Diaries」 監督:伊藤詩織
  • 『愛の不時着』のイ・シニョン、EXOのシウミン、MONSTA Xのチェ・ヒョンウォン、『ザ・ファビュラス』のチェ・ウォンミョン、『ひかり男子高生徒会』のイ・セオン共演により、解散に追い込まれたアイドルグループ〈サンダーボーイズ〉の5人が経営難のマート(スーパーマーケット)を再建していくさまを描いた韓国ドラマ『社長ドル・マート』。 12月18日(水)のDVD-BOX発売(レンタルDVDは12月4日よりスタート)に合わせて、キャストのインタビューが到着した。ドラマの見どころから裏話まで、親しみたっぷりに紹介。今すぐマートへ、5人に会いに行きたくなる!     色とりどりの元アイドルが競演 ──まずはそれぞれのキャラクターと、意識した演じ方を教えてください。 シニョン(ホラン役) グループの兄貴だけど、まだ未熟で、もっと大人になろうと頑張るところがホランの一番の魅力だと思います。リーダーとしての見せ方に悩みましたが、形にするよりも常にそういう考えを持って臨もうと判断しました。それを視聴者は自然体として受け入れてくれると信じています。演技とは内面から出てくるものだと思うので。 シウミン(テホ役) テホは分別がなくてお節介だけど情が深く、愛されながら不自由なく育ったから世情を知りません。マート運営での事件や事故は、すべてテホが未熟さゆえに巻き起こしますが、一つずつ乗り越えます。温かみのある人物です。 ヒョンウォン(イジュン役) イジュンは周囲にエネルギーを与える前向きな人物です。少しおバカですが、彼の真心は最後にちゃんと伝わります。また、テンションが普通の人の倍なので、明るく振る舞いました。MONST Xではジュホンとミニョクのテンションが高いのですが、イジュンはその二人を混ぜた感じですね。 ウォンミョン(ヨンミン役) ヨンミンは一番純粋で、ロマンス展開も魅力です。また、一人だけ方言を喋りますが、私は方言と無縁なソウル出身なので、監督や脚本家に色々聞きながら研究しましたね。努力の甲斐あって、撮影地のイェサンで食堂に行ったら住民の方々に「ネイティブか?」と言われました。 セオン(サンウ役) グループの末っ子ですが、思慮深く兄さんたちより大人っぽい部分もあります。もちろん末っ子らしい面もたくさんあります。また多才で、歌やギター演奏、ダンスなどができます。髪は可愛く見せたくてくるくるヘアーにしました。   [caption id="attachment_44454" align="aligncenter" width="567"] シニョン[/caption]   ──撮影中の印象的なエピソードは? ヒョンウォン 撮影時はすごく寒かったですが、みんなその苦労を一切出さずに演じていてカッコ良かったです。ホランもテホも台詞が多いのにしっかり準備して、そういう姿も良い刺激になりました。 シウミン みんな大変な状況なのに、楽しくお喋りして温かい雰囲気でした。イェサンがあんなに寒いとは知らなかったです。冬の国でした。 シニョン 私が酔っ払うシーンで、服がどこかに引っ掛かったんです。みんな笑いを堪えていたのに、最後の最後で私が笑ってNGになりました。何でもないことも楽しく笑い合い、みんな仲良くなったなと思いました。 シウミン 本当に楽しい現場でした。 ウォンミョン シニョンは我々を笑わせておいて自分だけクールに装っていたんです(笑)。エピソードと言ったら、それしか思い浮かばない。笑いを我慢するのが一番大変でした。   [caption id="attachment_44456" align="aligncenter" width="567"] シウミン[/caption]   マート経営? 歌手? それとも… ──ドラマと同様に20代前半で挫折を味わったら、今と違う職業を選んだと思いますか? シニョン 深い質問ですね。 シウミン 私は、このメンバーだったら『社長ドル・マート』のようにマートを経営すると思います。 セオン このメンバーで? シウミン そう。みんなをつれてマートやるよ!(笑) ヒョンウォン 我々はちゃんと職業ありますけど? セオン 兄さんにマートやろうって言われたら仕方ないな。 シウミン 一緒にやろうよ。 ウォンミョン 一緒にやることにします。 シウミン 面白そうじゃないですか? ヒョンウォン 何でもできるかも。 シウミン このメンバーだったら何でもできちゃいますから。   [caption id="attachment_44458" align="aligncenter" width="567"] ヒョンウォン[/caption]   ウォンミョン 私は、メンバーたちを見て、自分も歌手になってみたいと思いました。 シウミン アイドルになりたい? ウォンミョン 挫折したら何がしたい?という質問だったので、想像してみました。 シウミン 実は、ウォンミョンは歌がとても上手なんです。 セオン あだ名がチェ・シギョンです(笑)。 ウォンミョン 歌うのは好きですけどね。 ヒョンウォン 上手いよね。 セオン 声が素敵。 シウミン 大学の専攻は歌だったそうです。 ウォンミョン 私の話はここまでにします(笑)。 シウミン はいはい、ここまでにしよう(笑)。   [caption id="attachment_44460" align="aligncenter" width="567"] ウォンミョン[/caption]   シニョン 何かうまくいかなかったら、まずはお金を溜めなきゃいけないですね。資本金が必要…。 シウミン バスケはどう? この間もバスケしましたよね?(笑)(※シニョンがバスケ映画「リバウンド」に出演したことにかけたジョーク) シニョン 一生懸命しました!(笑)。話を戻しますと…まずはお金になることをすると思います。 ヒョンウォン 私はアルバイト経験がそんなにないので…。 シウミン 私もそう。 ヒョンウォン 本当? 私は食堂とかで働いてみたいかも。 シウミン 私はファストフード店で働いてみたかったです。あ、これはカットで(笑)。 セオン 私は会社員をやってみたいです。もちろん大変な仕事だと思いますが、規則的に生きてみたいです。定時に出勤と退勤をして、毎月給料が入るような生活。幸せな会社員になってみたいです。   [caption id="attachment_44461" align="aligncenter" width="567"] セオン[/caption]   「もうすぐ皆さんのもとに行きます!」 ──サンダーボーイズが日本でデビューするとして、日本の皆さんにコメントをお願いします。 シニョン 何も分からなかった自分がこの作品でたくさん学びましたし、皆さんにもこの作品ならではの感性をたくさん感じていただけると嬉しいです。単なる物語ではなく、成長の話です。失敗するかもしれないけれど、きっと立ち直れると思っていただければ。 全員 ちょっと違う〜! (記者:皆さんは今、サンダーボーイズですよ) シニョン あ、そうか。やり直します!(笑) ヒョンウォン これからのドームツアー、ご期待ください。素敵な曲と共に皆さんに会いに行きます! シウミン サンダーボーイズが初めてドームツアーを行います。まだまだ足りない僕らですが、皆さんの応援と僕らの情熱でステージをいっぱいにしましょう。期待してください! ウォンミョン もうすぐ皆さんのもとに行きます。少しだけ待ってね! セオン チケットは9月15日にTVINGで販売開始です。(※韓国での初放送が9月15日だった) シウミン それからペンライトですが、メンバーそれぞれの色があります。僕は青で、サンウは黄色、ホランはピンク、ヨンミンは緑、イジュンは赤です。誰の色が一番多いのか、楽しみですね。 シニョン 頑張ります!     制作=キネマ旬報社   https://www.youtube.com/watch?v=si89aQp-2WI   『社長ドル・マート』DVD ■レンタル 開始日:12月4日 全5巻/全10話/各巻2話収録/日本語字幕/PCBG-73671~73675 ■セル 全2BOX/全10話/日本語字幕 発売日:12月18日 ・DVD-BOX1 価格:¥16,500(税込)PCBG-61930 収録内容:本編3DISC(第1話~第6話収録) 封入特典:8Pカラーブックレット ・DVD-BOX2 価格:¥16,500(税込)PCBG-61931 収録内容:本編2DISC+特典DISC(第7話~第10話/特典映像収録) 映像特典:95分  メイキング映像 愉快な撮影風景①~③  スペシャルインタビュー  ・イ・シニョン(ホラン役)  ・シウミン(テホ役)  ・チェ・ヒョンウォン(イジュン役)  ・チェ・ウォンミョン(ヨンイン役)  ・イ・セオン(サンウ役)  ・グループインタビュー  (イ・シニョン、シウミン、チェ・ヒョンウォン、チェ・ウォンミョン、イ・セオン) 封入特典:8Pカラーブックレット 発売元:ポニーキャニオン ©2023 The Great Show・PONY CANYON 詳細はこちら
  •   第32回山本周五郎賞を受賞した朝倉かすみの同名小説を原作に、キャストに堺雅人と井川遥を迎えて35年越しの恋愛を紡いだ「平場の月」が、2025年秋に全国公開される。     妻と別れて地元に戻り、印刷会社に再就職して慎ましく暮らす青砥(堺雅人)。夫と死別し、パートで生計を立てる須藤(井川遥)。ともに独り身となり人生経験を積んだ二人は、中学生時代以来35年ぶりに再会し、意気投合する。 ある日、アパートの部屋から月を眺めていた須藤は、何を考えていたのか青砥に問われて答える。 「夢みたいなことだよ。夢みたいなことをね。ちょっと」 50歳にして初めて、自然に惹かれ合うようになった二人。やがて未来のことも話すようになるのだが……。 堺の映画主演は「DESTINY 鎌倉ものがたり」以来8年ぶり。監督は「花束みたいな恋をした」の土井裕泰、脚本は「ある男」の向井康介が担当。土井監督は撮影現場での両キャストについて、「堺さんは、原作や台本もボロボロになるまで読み込んで、情報をすべて取り込んでいるが、最後は削ぎ落して、そのまま立っている感じがします。現場で堺さんのお芝居を見て、青砥ってこういう人なんだと教えられるような、青砥をわかっていくことが多いです。青砥という人が堺さんの中にあると思いますが、こちらの要求にも柔軟に対応してくれ、堺さんと役を作っていくのが本当に楽しいです」「井川さんとは、以前ドラマ『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲〜』でご一緒した際に、この須藤のような“太いところがある人”と感じていました。須藤は一筋縄ではいかない難しい役です。須藤のシーンを撮影する度に井川さんとお互いに持ち寄って、見つけながらやっているような感じです」と語っている。リアルで切ないラブストーリーに注目だ。   〈コメント〉 堺雅人 青砥役のオファーをいただき、原作を読みましたが、原作小説の世界が素晴らしく、豊かなので、ぐいぐいと引き込まれ、何度も何度も読み返しました。今回、原作に登場する場所で撮影し、いち原作ファンとしては聖地巡りのような、本当に夢のような日々が始まったなと感じています。 僕が演じる青砥は井川さん演じる須藤あっての青砥だと思っています。撮影が始まり、役としての井川さんと出会って、須藤の横にずっといたいなという気持ちが強くなりました。また、土井監督は大学の演劇研究会の先輩にあたり、ずっとご一緒したかったので、今回念願叶ってとなります。土井監督は物腰が柔らかく、丁寧に説明してくださり、役者が伸び伸びと動けるようにしてくださる印象です。これから撮影が続きますので、監督のおっしゃった通りに動きたいと思っています。 井川遥 須藤は青砥と再会したことによって、そこから慎ましやかだけれども気持ちが少しずつ膨らんでいく。この2人を応援したくなりました。私自身、この年齢になったからこそわかる気持ちが原作の中に溢れていて、温かさや切なさも同時にあるこの本を愛おしく感じました。 今回、私が演じる須藤は自分の弱さを見せまい、寄り掛かることをよしとしない覚悟を持って生きている人です。須藤の芯の強さ、意地らしさ、今ささやかな幸せを噛みしめている感じ、それら彼女の持っているものを大切に演じたいと思いました。堺さんは懐が深く、温かくて包み込んでくれるような方です。年齢を重ねてまたご一緒できること楽しみにしていました。土井監督とは今回2作目になりますが、大変嬉しく思っています。その役の持っているもの、滲み出てくるものなど丁寧に教えてくださるので、監督についていきたいと思います。 原作者・朝倉かすみ 「平場の月」はわたしにとって初めての映像化作品になります。 もちろん映像化というものへの関心はありました。それは著作が異なるメディアで展開されるのを観てみたい、という圧倒的なミーハー魂と、わたしがひとりで書いたものを、わたしではない人たちがチームを組んで表現したらどんなふうになるのだろう、という純然たる好奇心の混ざり合ったものでした。 ミーハー魂は、「ピッタリ!」のキャストやスタッフを妄想させ、好奇心は、わたしが紙やモニタなどの平面に文字で描いたシーンが立体となったときの驚きや喜びを想像させました。シーンといっても具体的なものではなく、わたしが書くときに大事にしている三つ(ディティールと、実感と、イノセンス)が感じられるかどうかがポイントでした。 そんな我儘すぎるあれこれが、どんどん「ほんとう」に—それはもう思った以上に「ほんとう」に—なっていく不思議を、今、味わっている最中です。   「平場の月」 出演:堺雅人、井川遥 原作:朝倉かすみ「平場の月」(光文社文庫) 監督:土井裕泰 脚本:向井康介 製作:映画『平場の月』製作委員会 ©2025映画「平場の月」製作委員会 公式サイト:https://hirabanotsuki.jp/
  •   ひとりぼっちの少年エリオ。ここではない居場所を求め、いつか大好きな宇宙に行けると信じていた。そんなある日、さまざまな星のリーダーが集まる宇宙サミットに、“地球のリーダー”と間違えられて転送されてしまう──。ディズニー&ピクサー最新作「星つなぎのエリオ」が、2025年夏に全国公開。場面カットと特報映像が到着した。     メガホンを執ったのは、「リメンバー・ミー」(2017)でストーリーアーティストを務めたマデリーン・シャラフィアン、「私ときどきレッサーパンダ」(2022)の監督ドミー・シー、「リメンバー・ミー」で脚本・共同監督を担ったエイドリアン・モリーナの3人。イマジネーション豊かに描かれる、驚きと感動の冒険&成長物語に期待したい。   https://www.youtube.com/watch?v=3dNL-96eDwE   「星つなぎのエリオ」 監督:マデリーン・シャラフィアン、ドミー・シー、エイドリアン・モリーナ 制作:メアリー・アリス・ドラム 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン ©2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

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