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絶縁状態だった兄の突然の訃報から、家族のてんてこまいな4日間が始まる──。村井理子が実体験を綴った著書『兄の終い』を、キャストに柴咲コウ、オダギリジョー、満島ひかりを迎え、中野量太監督(「湯を沸かすほどの熱い愛」「浅田家!」)のメガホンで映画化した「兄を持ち運べるサイズに」が、11月28日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開される。登場人物を配したビジュアル(撮影は「浅田家!」のモチーフとなった写真家・浅田政志)が到着した。 理子(柴咲コウ)は警察からの電話により、何年も会っていなかった兄(オダギリジョー)が死んだことを知る。発見したのは、兄と住んでいた息子の良一(味元耀大)だという。 「早く、兄を持ち運べるサイズにしてしまおう」 東北へ向かった理子は、警察署で7年ぶりに兄の元妻・加奈子(満島ひかり)と娘の満里奈(青山姫乃)と再会。ゴミ屋敷と化した兄のアパートを片付け始めた3人は、壁に貼られた家族写真を見つける。子ども時代の兄と理子が写ったもの、兄・加奈子・満里奈・良一が揃ったもの……。 兄の後始末をしながら悪口を言い続ける理子に、同じように迷惑をかけられたはずの加奈子は言う。 「もしかしたら、理子ちゃんには、あの人の知らないところがあるのかな」 4人が家族を思い直す、てんてこまいな4日間が始まった──。 〈コメント〉 柴咲コウ(村井理子役) 一言で家族といってもその形は様々で、家族という枠の中だからこそ許せること許せないこと、救われることもあれば悲しむこともあるし、人によっては時間が経ってもなかなか癒えない心の傷になることもある。 形は様々なはずなのに、私は村井理子さんを演じることで積み重なっていた心の陰の部分に優しく灯りをともされたような、そんな感覚を抱いた。 どんな相手でも、相手が変わることはなかなかない。 ましてや相手がこの世にいないとなれば。だけど、 自分の感覚を変えることで、それまでの出来事の受け止め方もぐっと変わっていくのだと思う。 肩の力を抜いて日常の延長のような気分でこの家族を味わってもらいたい、そんな作品です。 オダギリジョー(兄役) 家族だからこそ、知っていること。 家族だからこそ、知らないこと。 家族だからこそ期待し、また後悔してしまうこと。 家族って簡単なものではないけど 思い切っていつもより近づいて 素直に向き合いたいと思わせてくれる作品でした。 中野監督がまた、傑作を作ってしまっています。 満島ひかり(加奈子役) はじめて脚本を読んだ時に、たくさん泣いてたくさん笑いました。 新しい友人と出会ったような、何ともあたたかい気持ちになり、スタッフやキャストの皆さんがどんな風にこの映画と関わるのかを知りたくなりました。 それぞれに違う家族のかたちがあり、ひとりひとり違う個性や人生がある。 交わったりぶつかったり、苦しかったり悔しかったり。 中野量太監督の大きな瞳に宿る優しさ、大好きな柴咲コウさんの豊かさ、ロケで伺った宮城県の街の柔らかさや夕陽の美しさに背中を押してもらいながらの、良い撮影だったなと感じます。 作品に参加した「わたし達」と「ほんとうにあった物語」が交差して生まれた映画が、ほんの少しでも、観る人のこころのあたたかさに繋がることを願っています。 青山姫乃(満里奈役) 今回、初めて映画に出演させていただきました。 原作を読ませていただき、原作者の村井さんのお話を聞いてから私の知らなかった世界が広がり、衝撃が走りました。 満里奈の少しやんちゃだけど繊細なところが好きで、撮影前から楽しみにしていました。 満里奈について中野監督と話し合い、「素のままの中学生らしさ」を出して、満里奈の感情、見ていたものを想像して等身大の中学生を私なりに演じました。 全てが初めてだらけでしたが、現場では優しいスタッフの皆様に囲まれてリラックスして居られたと思います。 満島ひかりさんとは親子という関係性でご一緒させて頂きましたが、役を通していつの間にか一緒にいると安心するような私にとって特別な存在になりました。 家族の微妙な距離感、関係性がありながらもやっぱり愛があると感じられる作品となっていると思います。クスッとするシーンも見所です。 是非家族で観ていただきたいです。 味元耀大(良一役) この映画は、実際に起こった出来事を基にした物語です。 そのため、場面ごとの良一の心情や思いを少しでも感じ取れるよう、何度も台本を読み込み、原作本も繰り返し読みました。 登場人物一人ひとりの気持ちを考えながら演じ、台本のセリフはすべて覚えて撮影に臨みました。 この作品は、「家族とは何か」を深く考えさせられる物語だと思っています。 登場人物それぞれの心の動きや、そこから生まれる言葉の一つひとつに感情が細かく表れていると感じました。 くすっと笑えて、涙なしでは観られない──そんな中野量太監督の素敵な作品を、ぜひ多くの方にご覧いただきたいです。 見るたびに違った角度から登場人物それぞれの心の内を感じ取れると思うので、何度も劇場へ足を運んでいただけたら嬉しいです。 監督:中野量太 5年ぶり、満を持しての新作です。 『面白い映画を作ったので観て!』 と、自信を持って言いたくて、脚本から仕上げまで、真摯にこだわり抜いて作り上げました。 誰もが人生で経験するであろう身近な話を、リアルかつ、映像でしか表現できない奇想天外な方法で描いています。 柴咲さん、オダギリさん、満島さん、この三人の絶妙なアンサンブルは、監督として、もう堪らんです。 僕の想像を超えるシーンをいくつも撮れました。子ども達のナチュラルで存在感ある演技も素晴らしかった。 自分の身にも起こるかもしれない話です。もしかしたら、この映画は、【明日のあなたの真実】になるかもしれません。 最後に言いたい。 『めっちゃ面白い映画を作ったので観てね!』 原作者:村井理子 兄ちゃん、あの日からもう5年。とうとう映画が完成しました。映画が大好きだった兄ちゃんに見てもらえないのが残念だけれど、素晴らしい作品に仕上がっていました。 最近、生前の兄ちゃんを知る人たちから、亡くなる前の様子を教えてもらう機会が増えました。多くの病気を抱えながら、郵便配達、警備員、ポスティングなど、一生懸命働いていたんだってね。そんなことも知らずに、手を差し伸べることができなかったことを、心から悔やんでいます。 子どもの頃、一緒に見上げていた夜空の輝きを、鮮明に覚えています。二人きりの夜が寂しくて、よく泣いていた私を、おどけて笑わせようと必死だったね。悪いところもたくさんあったけれど、やさしいところはそれ以上にある人でした。いつでも私のことを大切にしてくれていました。もう一度会うことが叶うなら、今度こそしっかりと兄ちゃんの手を握り、あの頃みたいに二人でがんばろうと言おうと思います。 まさか自分のことが映画になったなんて知る由もない兄ちゃん、天国の両親と穏やかな時間を過ごしていてください。いつか私もそちらに行きます。そしたらもう一度、四人家族をやり直そう。 「兄を持ち運べるサイズに」 原作:「兄の終い」村井理子(CEメディアハウス刊) 脚本・監督:中野量太 出演:柴咲コウ、オダギリジョー、満島ひかり、青山姫乃、味元耀大 制作プロダクション:ブリッジヘッド、パイプライン 製作幹事:カルチュア・エンタテインメント 配給:カルチュア・パブリッシャーズ ©2025 「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会 公式サイト:https://www.culture-pub.jp/ani-movie/
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北米の霧深い森に生きる4頭のサスカッチの暮らしを、壮大な自然とともに圧倒的な映像人幻想的な音楽で描き出し、〈自然界の不条理〉と〈生への渇望〉、そして〈家族愛〉を通じて、現代社会で生きる私たちに“生きること”を問いかけるかつてない奇妙な衝撃作「サスカッチ・サンセット」が5月23日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開となる。メインビジュアルと本予告が解禁となった。 メインビジュアルでは、キャンプをしていたと思われる人々の”忘れもの”を片手に佇む2頭のサスカッチが捉えられている。ラジオカセットを手に持っているサスカッチは、なんと「マッドマックス 怒りのデス・ロード」などでも知られるライリー・キーオ。その見事な変貌っぷりからも目が離せない。 アリ・アスターが製作総指揮に名乗りを上げた本作。監督には「トレジャーハンター・クミコ」(14)が批評家から絶賛されたゼルナー兄弟。また、主人公を演じるのは「ビバリウム」(21)に続き主演とプロデューサーを兼務したジェシー・アイゼンバーグ。脚本とその独創的な設定に惚れ込み、主演とプロデューサーを買って出た。 https://youtu.be/X-qzd05bmXs 本予告では、ライリー・キーオ演じるサスカッチが音楽に心奪われる様子を収めたシーンからスタート。森の中を練り歩き、川でサーモンを獲ったり、子育てをしたり、亀と格闘をしたり。多種多様な生物たちと共にたくましく生きる一家の姿が切り取られている。彼らが暮らす鬱蒼とした山奥に人間の気配……。サスカッチ家族が山の中で遭遇する予測不能な事象に期待が高まる。 「サスカッチ・サンセット」 監督:デヴィッド・ゼルナー&ネイサン・ゼルナー 出演:ジェシー・アイゼンバーグ、ライリー・キーオ 製作:アリ・アスター 音楽:The Octopus Project 2024年/アメリカ/88分/シネスコ/5.1ch/原題: Sasquatch Sunset /提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム Copyright 2023 Cos Mor IV, LLC. All rights reserved アリ・アスター製作総指揮×ジェシー・アイゼンバーグ主演。ユニークな“一家”の日々を追う「サスカッチ・サンセット」
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東野圭吾 原作『クスノキの番人』初のアニメーション映画化 公開決定
2025年4月8日数多くの名作を世に送り出し、全著作の累計発行部数が1億冊超を記録している東野圭吾。 2020年に発行され、先日発行部数が累計100万部を突破した、『その木に祈れば願いが叶う』と伝えられる、ミステリアスな〈クスノキ〉とその〈番人〉となった青年の物語『クスノキの番人』(実業之日本社文庫刊)が、東野圭吾の原作作品で初のアニメーション映画として2026年劇場公開決定した。 監督として映像化の舵を取るのは、『ソードアート・オンライン』シリーズや、「僕だけがいない街」(16年)、オリジナル劇場アニメーションとし話題となった「HELLO WORLD」(19年)などで幅広い層から支持を集める伊藤智彦監督。アニメーション制作は、洗練された技術力とクリエイティブな作品づくりが日本国内外で高い評価を得ているA-1 Picturesが卓越した映像美で物語を描き出す。 〈コメント〉 ■東野圭吾 小説を書く手法は作家によってそれぞれだと思いますが、私の場合、まずは頭の中で映像を思い描き、それを文章化していきます。だから作品の舞台となる土地には必ず参考にした場所があり、登場人物たちにもモデルがいることが多いです。『クスノキの番人』も、そのようにして書き上げた作品ですが、いつも以上に空想力を必要としました。超自然的な現象が頻繁に出てくるからで、実写化するのは難しいだろう、と執筆しながら考えていました。アニメーションになれば素晴らしいのでは、との思いが出てきたのはそういう流れからです。このたび、その夢が実現することになり、心よりありがたく感じております。私の空想力をはるかに超えた映像作品となっているに違いなく、今から楽しみにしています。 ■伊藤智彦監督 人はあっけなくいなくなるし、現状が永遠に続くことなんてあり得ない。ここ数年で自分が強く考えていることです。個としての人間はとても脆弱で、遺伝子を残すという方法でそれを乗り越えようとしているのが動物的な対策なのだと思います。自分も40歳を過ぎ、残される側から残す側の気持ちを分かるようになってきました。それは単なる遺伝情報ということではなく、技術や精神性などといったことに関してもです。この映画を通して『今の自分を形作っているものに感謝を告げる』。これが今回の自分の目標です。それは両親に、ということだけでなく普段関わっている人や昔お世話になった人、一瞬だけ現れてはいなくなった人もまるっと全てに。そしてこの気持ちを次の世代にバトンを送りたい、そう考えています。 Story 理不尽な解雇により職を失った青年・直井玲斗は、追い詰められた末の過ちで逮捕される。運に身を委ね、将来を思い描くことも、人生の選択を自ら決める意志もなかった。そんな彼に運命を変える出会いが訪れる。依頼人の指示に従うなら、釈放する──現れそう告げる弁護士の条件を呑んだ玲斗の前に現れたのは柳澤千舟。大企業・柳澤グループの発展に大きく貢献してきた人物であり、亡き母の腹違いの姉だという。「あなたに、命じたいことがあります」それは、月郷神社に佇む<クスノキの番人>になることだった。戸惑いながらも番人となった玲斗は、さまざまな事情で境内を訪れる人々と出会う。クスノキに定期的に足を運び続ける男・佐治寿明。その娘で父の行動を不審に思う女子大生・佐治優美。家業の継承に葛藤する青年・大場壮貴、彼らや千舟と関わるうちに、玲斗の世界は、少しずつ色を帯びていく。 ──だが、玲斗はまだ知らなかった。クスノキが持つ<本当の力>を。 やがてその謎は、玲斗の人生をも巻き込みながら、彼を思いもよらぬ真実へと導いていく。 「クスノキの番人」 原作:東野圭吾『クスノキの番人』(実業之日本社文庫刊) 監督:伊藤智彦 制作:A-1 Pictures 配給:アニプレックス ©東野圭吾/アニメ「クスノキの番人」製作委員会 -
隠された真実を“覗き見る”のは、正義か罪か──。清水玲子の同名漫画を板垣李光人と中島裕翔のW主演でドラマ化したヒューマンサスペンス『秘密~THE TOP SECRET~』。Blu-ray BOXが9月24日(水)に発売される。 科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”(架空の組織)では、犯罪で命を落とした被害者および加害者の脳を特殊なMRIスキャナーにかけ、生前の記憶を映像化する《MRI捜査》を行なっている。映像には故人の幻覚や妄想、先入観も映し出されてしまう。 第九の創設メンバーであり室長を務めるのは、驚異的な記憶力と洞察力を持つ薪剛(板垣李光人)。ある日、新米捜査員の青木一行(中島裕翔)が配属されるが、その姿は、薪の元親友かつ同僚であり事件で亡くなった鈴木克洋(中島が二役)に瓜二つだった。 薪と青木は、死者の想いや秘密も見てしまうことに葛藤しながらも、事件の解決に向けて奮闘し、かけがえのないバディとなっていく──。 Blu-ray BOXの映像特典は、メイキング集、板垣李光人×中島裕翔のクロストークインタビュー、門脇麦のワンショットインタビューなど。オフショットはもちろん、赤ペン瀧川の解説動画やサプライズバースデーなど舞台裏&企画映像をたっぷり楽しめる。そして封入特典はオリジナルブックレット。充実のコンテンツとともに、ドラマを深く堪能したい。 『秘密〜THE TOP SECRET〜』Blu-ray BOX 【発売日】2025年9月24日(水) 【価格】¥35,035(税込) 【形態】Blu-ray 4枚組 【特典映像】 メイキング集、板垣李光人×中島裕翔クロストークインタビュー、門脇麦ワンショットインタビューほか 【封入特典】 オリジナルブックレット 【発売元】関西テレビ 【販売元】ポニーキャニオン ©清水玲子/白泉社/カンテレ 詳細はこちら 原作:清水玲子「秘密-トップ・シークレット-」「秘密 season0」(白泉社「メロディ」連載) 脚本:佐藤嗣麻子 音楽:小島裕規 “Yaffle” 主題歌:BUDDiiS「Iris」(SDR inc.) オープニング曲:Penthouse「ナンセンス」(ビクターエンタテインメント) 演出:松本佳奈、宝来忠昭、根本和政、稲留武 プロデューサー:豊福陽子、近藤匡、近藤多聞 制作協力:C&Iエンタテインメント 制作著作:カンテレ 出演: 板垣李光人、中島裕翔、門脇麦 高橋努、鳴海唯、濱津隆之、阿佐辰美、森田想、梅舟惟永 利重剛、眞島秀和、國村隼
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2003年、日本で初めて《教師による児童への虐め》と認定される体罰事件が発生。報道をきっかけに、担当教輸は《史上最悪の殺人教師》と呼ばれ、停職処分になる。児童側はさらに民事裁判を起こし、舞台は法廷へ。しかし待っていたのは、予期せぬ展開と衝撃の事実だった──。 第6回新潮ドキュメント賞を受賞した福田ますみのルポルタージュ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』を、綾野剛主演×三池崇史監督により映画化した「でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男」が、6月27日(金)より全国公開。柴咲コウ、亀梨和也、三浦綺羅、木村文乃、光石研、北村一輝、小林薫ら共演陣のキャラクターポスターとコメントが到着した。 〈コメント〉 柴咲コウ(息子が体罰を受けたと告発する氷室律子役) 言った言わないやったやられた…当事者にしかわからないようなことを、私情を封印して判別したり裁いたりするということは、本当に難しいことなのではないかと思い知らされる。 綾野さん演じる薮下先生の細かな演じ分けは、現場で直に体感しとてもドキドキした。 ときに無慈悲な、ときに感情込み上げる表情や目の奥に「何が真実なのだろう」と探り確かめたくなる。 所々でホラー感が垣間見える三池監督の演出には、「好き♡」となりました。 亀梨和也(事件を報道する週刊誌記者の鳴海三千彦役) 今回、再び三池組に参加することができ、とても嬉しかったです。 それと同時に綾野剛くんと久しぶりに共演させていただき、非常に刺激的な現場になりました。 台本を読ませていただき、人と人との関わりの難しさ、そして繋がりの素晴らしさについて深く考えさせられました。 今回演じさせていただいた役は、物語の流れを大きくする重要な存在です。 初めて演じる職業。 僕自身も様々な思考が交差する難しい役どころでしたが、集中して取り組みました。 ぜひ劇場に足を運んでいただき、なにかを感じ取って繋がって帰っていただけら嬉しく思います。 三浦綺羅(体罰を受けたとされる児童・氷室拓翔役) 三池組に参加することができてとても嬉しかったです! 豪華な俳優の皆さんとの演技で悔いなくと思いながら作品に臨みました。 最初から最後まで迫力があり、途中に感動もあり、僕も思わず泣いてしまいそうなシーンもありました。 実話をもとに作られた作品のため、原作を読んで、少しでも近づけられたらと思い努力をしたり、今までやったことない演技もたくさんしたので、そこもポイントとして見ていただけると嬉しいです!!! 怖い所もありますが、とても感動する作品です! ぜひ、劇場でご覧ください!! 木村文乃(告発された教師・薮下誠一の妻である薮下希美役) 胸にずしりと響くこのお話は、昔の話のようで形を変え今この瞬間も繰り返されていることなんだと思うと、情報過多の時代にどういう人生を歩んでいくべきかを考えさせられます。 善悪とは、正解不正解とは、その答えの一つがこの作品にあると思います。 光石研(保身に走る小学校校長・段田重春役) 久しぶりの三池組に、身が引き締まる思いでした。現場では、エキスパート揃いのスタッフに加え、綾野さんの集中力、柴咲さんの目力に後押しされ、我ら俳優部、士気が上がりました!どこに正義はあるのか。そもそも正義とはなんなのか。ワンカットも目が離せない作品に仕上がってます! 北村一輝(律子の弁護士・大和紀夫役) 事なかれ主義。 そして他人の間違いに過敏に反応する世の中。 不景気だからなのか、皆が幸せになることを忘れているような昨今 このような出来事は誰にでも起きるのだろう。 この映画を観て少しでも気付き、変わって欲しいと思う。 笑顔の多い世の中になって欲しい。 ぜひ劇場でご覧ください。 小林薫(薮下の弁護士・湯上谷年雄役) 三池さんと仕事するのはこの作品が初めてと思っていたら、監督の助監督時代に一度ご一緒したことがあったそうです。 でもまあ、それも随分昔の話で、三池作品となれば初参加ということには変わりありません。 監督はあの風貌ですから、怖い現場になるのではと緊張して臨みましたが、意外に?優しく穏やかな現場で、背中に汗をかくこともなく臨むことができました。 ただ、外ロケの暑さは残暑というより盛夏のそれで、僕も剛くんも汗だけはどうしようもなく、ぼーっとしながら涼しい顔して演技するのが精一杯でした。 最後に三池監督お世話になりました。ありがとうございました。 https://www.youtube.com/watch?v=lc2jv2Ydp0U Story 小学校教諭の薮下誠一(綾野剛)は、児童の氷室拓翔に体罰を与えたとして、保護者の氷室律子(柴咲コウ)に告発される。この一件を週刊春報の記者・鳴海三千彦(亀梨和也)は実名で報道し、薮下は誹謗中傷、裏切り、停職に直面して絶望を味わうことに。 さらに律子側は550人もの大弁護団を結成し、民事訴訟を起こす。誰もが律子側の勝利を切望し、確信していたが、法廷で薮下の口から出たのは「すべて事実無根のでっちあげ」という完全否認だった……。 ©2007 福田ますみ/新潮社 ©2025「でっちあげ」製作委員会 配給:東映 綾野剛主演×三池崇史監督。衝撃のルポルタージュを映画化「でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男」