よから始まるものでの検索結果
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横浜ばっくれ隊
横浜を舞台に、最強だが最低のバカであるツッパリ高校生の姿を描く青春コメディ。「月刊少年チャンピオン」(秋田書店・刊)に連載中の楠本哲の同名漫画を原作に、「不可思議物語 FANTASTIC_COLLECTION」やオリジナル・ビデオ「詐欺!」などの中田信一郎が監督。脚本は中田と我妻正義の共同、撮影監督は「シンガポールスリング」の鈴木達夫が担当。主演の成田常松役の葛山信吾、ヒロインの辺見えみりはともに映画初出演。 -
欲望(1993)
繊細で純粋な女と、共に暮らすその叔母、そして侵入者の男が織り成す奇妙な人間関係を描くドラマ。監督は「パリス・トラウト」のスティーブン・ガイレンホール、製作・脚本は監督夫人で、「旅立ちの時」の脚本で知られるナオミ・フォーナー、原作はメリー・マクギャリー・モーリスの『危ない女』(集英社)、エグゼクティヴ・プロデューサーは「ジュラシック・パーク」などスティーヴン・スピルバーグの一連の作品で製作を務めるキャスリーン・ケネディ、撮影は「シュア・シング」のロバート・エルスウィット、音楽は「ブラッド・シンプル」のカーター・バーウェルが担当。主演は「シェルタリング・スカイ」のデブラ・ウィンガーで、第7回東京国際映画祭京都大会で最優秀女優賞を受賞。彼女はこの作品と「永遠の愛に生きて」でゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)にもノミネートされた。共演は「フォーリング・ダウン」のバーバラ・ハーシー、「白馬の伝説」のガブリエル・バーンほか。 -
夜逃げ屋本舗2
自己破産した人々を狙う悪徳な債権取り立て屋に戦いを挑む、“夜逃げ屋”たちの活躍を描くドラマ。「夜逃げ屋本舗」(92)の続編。前作では夜逃げの最後の切り札として登場した自己破産だが、今回はその自己破産のその後を描く。監督は前作に続き原隆仁、主演も同じく中村雅俊が演じる。60点 -
要塞監獄 プリズナー107
キーファー・サザーランドが監督・出演を務めたヒューマンドラマ。刑務所の看守・フレッドは、勤務初日に独房に閉じ込められた死刑囚・デンバーと出会う。彼は看守たちから不当な扱いを受けていたが、フレッドだけはそのことに疑問を持ち始め…。【スタッフ&キャスト】監督・出演:キーファー・サザーランド 製作:メアリー・マクラグレン 脚本:ロバート・エイゼル 撮影:リック・ウェイト 出演:フォレスト・ウィテカー/クランシー・ブラウン/リン・ムーディ/アマンダ・プラマー -
寄せ木細工
「チェコ共和国芸術祭1999」の映画部門の特集上映。 -
予測された喪失
オーストリアとチェコスロヴァキアの国境の村に取材した、冷戦の終結の余波から生まれたドキュメンタリー映画。監督はウルリッヒ・ザイドル、撮影はペーテル・ツァイトリンガー。鉄のカーテンで封鎖されていた国境が開かれたとき、常に問題になるのは西側と東側の大きな経済格差だ。この映画の中心となる話題は西側に住む男やもめの老人セップが旧東側で後妻を探すことであり、そこにも経済格差というテーマが見え隠れしている。彼は独り暮らしに飽きて家事をしてくれる女性を探しており、それには東側の女性のほうが安上がりだと考えているのだ。出演者はすべて実際に現地に住む人々で、セップとポーラの結婚話も当時実際に進行していたものであり、映画製作者の側でも2人がどうなるのか最後まで分からなかったという。だが同時に、彼らが自分たちの話をカメラの前で演じていることも明らかだろう。映画はこの2人の話を口実に、国境を挟んだ2つの村の人々の生活をドキュメントしてゆくが、村人たちを追いながら屋外と室内を自由に往来するカメラワークにも、人物をその生活環境のなかで捕らえようというドキュメンタリー的な意図と同時に、その流麗な動きと映画全体を貫くスタイル的統一感には演出の手が感じられる。この全体をヨーロッパの冬特有の重々しい灰色の曇り空と、とぼけたユーモアの感覚が覆っている。これはドキュメンタリーと劇映画の境界線上にあって、人間性についての寓話を語ろうという野心を持った作品だといえるだろう。1993年山形国際ドキュメンタリー映画祭優秀賞受賞。1992年の冬オーストリアのチェコ国境付近に暮らす男やもめの老人セップは、そろそろ再婚したいと思いはじめていた。字幕が挿入され、その理由は「前妻が作って冷蔵庫に保存されていた食料のストックが底を尽きかけていたから」と説明される。セップは以前から国境の近くを通るたびに気になっていた、チェコ側の国境のすぐそばに住む未亡人ポーラと結婚したいと思いはじめた。ポーラのほうもずっとひとりで暮らしてきたが、裕福な西側のセップと暮らすことにそんな悪い気はしない。2人は友人につきそわれて見合いをし、次第に親しくなっていく。ポーラは西側のセップの家にいき、以外と身ぎれいだと好感を抱く。ポーラの友人のチェコ人の主婦たちは、とにかくセックスしてみないといいか悪いかわからないと彼女をけしかける。2人はオーストリアの街にデートに行き、ホテルのバーで若者たちに混じってダンスをし、遊園地の鏡の間で無邪気に楽しみ、街のセックス・ショップでポルノ・ビデオのパッケージや性的玩具を見物する。この物語に合わせ、国境を挟んださまざまな人々の生活の模様が紹介される。電化された西側の家庭の家事。東側では昔ながらのやりかたで豚を解体し、斧で鶏をしめている。東側の独身の初老の男は集合住宅の古びた屋根裏で暮らしており、このみじめな家もすべて共産主義が悪いと悪態をつく。彼はまたカメラを向けられると、ラジオの音楽にあわせてストリップを始める。西側のリゾート・ホテルのパーティでは女がストリップを披露している。東側の主婦たちは会うたびにセックスと料理の話で盛り上がる。ポーラは結局セップの求婚を受け入れなかった。 -
義経伝説
成人映画。【スタッフ&キャスト】監督:剣崎譲 -
夜逃げ屋本舗
借金苦の人々を救うべく活躍する夜逃げ屋の面々の姿を描いた社会派コメディ。脚本・監督は「べっぴんの町」の原隆仁。共同脚本は真崎慎と長崎行男。撮影は「バカヤロー!4 YOU! お前のことだよ」の前田米造がそれぞれ担当。60点 -
妖獣都市 香港魔界篇
菊地秀行の同名伝奇SFの映画化。二〇世紀末の東京と香港を舞台に“闇ガード”と呼ばれる特殊工作員と妖獣たちとの死闘を、SFXを駆使して描く。製作は「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」のツイ・ハーク。監督は本作が長編七作目となるマック・タイ・キット。脚本はハークとロイ・ゼトー。撮影はアンドリュー・ラウ。SFXは新視覚特技工作室(シネフェックス・ワークショップ)が担当。日本劇場公開版に限り荻野清子が音楽を担当している。 -
夜ごとの夢 イタリア幻想譚
イタリア北部のマレッキア渓谷を舞台にした三つの幻想的な挿話からなるオムニバス作品。当地の出身で、「アマルコルド」「ユリシーズの瞳」などの作品で知られるイタリアを代表する脚本家、トニーノ・グエッラが自作の短編集『砂塵』(本邦未訳)のなかの三編を脚色。ジョゼッペ・ベルトルッチ、マルコ・トゥリオ・ジョルダーノ、ジョゼッペ・トルナトーレの三人の監督が演出を分担し、音楽は巨匠エンニオ・モリコーネがつとめた。