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シビル・シェパード

ハンター大学、ニューヨーク大学、USCに学ぶ。少女モデルとして10代から活躍し、69年のCBS主催のモデル・コンテストで第l位に輝く。約50誌の雑誌やTV－CMに登場したが、『グラマー・マガジン』誌のカヴァーを飾った写真が、主演女優をさがしていたピーター・ボグダノヴィッチ監督の目にとまり、72年「ラスト・ショー」でデビュー。ゴールデン・グローブ賞の“最も期待される新人”に選ばれ、順調なスタートを切った。74年には歌手としてもデビューし、“Cybill Does It...To Cole Porter”をリリース、その後も“Stan Getz : Mad About The Boy”“Somewhere Down the Road”などを発表している。76年の「タクシー・ドライバー」ではロバート・デ・ニーロが恋する選挙事務所員を演じて印象的だった。その後はロマンチック・コメディに出演することが多い。82年にはNBCの西部劇シリーズ“The Yellow Rose”に主演。70年代アメリカン・ニュー・シネマで飛び出した女優の中では異色の正統的美貌の持主。ボグダノヴィッチとの同棲生活を解消後、78年カー・ディーラーのデイヴィッド・フォードと結婚し、一女クレメンタインをもうけたが、82年10月離婚。85年、ABCのTVシリーズ「こちらブルームーン探偵社」（－89）に主演。
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