ポスト・ヌーヴェル・ヴァーグ世代を代表する映画作家であり、「ママと娼婦」(1973)で時代の寵児となるも、1981年に42歳で拳銃自殺したジャン・ユスターシュ。今年4Kデジタルリマスターで甦った「ママと娼婦」は、パリやニューヨークなど各地で上映され、その痛ましいまでの美しさで改めて人々を驚かせた。

そんな「ママと娼婦」ともう一つの長編「ぼくの小さな恋人たち」(1974)、中編の「わるい仲間」(1963)「サンタクロースの眼は青い」(1966)を上映する〈ジャン・ユスターシュ映画祭〉が、8月18日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国順次開催される。予告編が到着した。

 

 

ジャン=ピエール・レオーがカメラに向けて真っ直ぐ語る「ママと娼婦」の名物シーンに至るまで、印象的な映像が次々と登場。彗星のように現れて疾風のごとく去った作家が、愛や死をめぐって発した問い、そして人生の鮮烈な一コマに、劇場で遭遇されたい。

 

「わるい仲間」
「サンタクロースの眼は青い」
「ママと娼婦」
「ぼくの小さな恋人たち」

 

〈ジャン・ユスターシュ映画祭〉

© Les Films du Losange
配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム
公式HP:http://jeaneustachefilmfes.jp/

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