手塚治虫 × STUDIO4℃「火の鳥 エデンの花」。リベラのエンディング曲にのせたMV版映像公開

 

手塚治虫の名作漫画『火の鳥』の〈望郷編〉をSTUDIO4℃がアニメ映画化。辺境の惑星エデン17に降り立った主人公ロミの壮大な愛と冒険の物語を描いた「火の鳥 エデンの花」が、11月3日(祝・金)より新宿バルト9ほかで全国公開される。リベラが歌うエンディングテーマ『永遠の絆』にのせたMV版映像が到着した。

 

 

リベラは、イギリスのサウスロンドンに住む少年たちのソプラノ・ユニット。映画「ハンニバル」のメインテーマほか、ビョークやエルトン・ジョン、パヴァロッティ、アレッド・ジョーンズらのアルバム参加でも注目された。

『永遠の絆』を作曲・編曲したのは、本作の音楽を担当する村松崇継。これまで「思い出のマーニー」「夜明け告げるルーのうた」「護られなかった者たちへ」などを手掛け、STUDIO4℃作品への参加は「漁港の肉子ちゃん」に続きこれが2本目、「ずっとスペースオペラがやりたかったんです!」と思いを明かしている。

村松の音楽について田中プロデューサーは「作品理解がなかなか難しかったと思いますし、場面ごとのシチュエーションもどんどん変わっていくので、一曲なのに途中で何回も転調したりして、音楽の方向性を定めるのが大変だったと思います。でも、こちらの要望も汲んでいただきつつ、素敵な音楽をつけてくださって本当に感謝しています」と称え、「(音楽が)素晴らしく気持ち良いので、ぜひ劇場で体感してほしいと思います。劇場ならではの楽しみ方ができる体感型の映画」と自信を見せる。

 

 

Story
訳あって地球からロケットで逃亡し、辺境の惑星エデン17に降り立ったロミ(声:宮沢りえ)と恋人のジョージ(声:窪塚洋介)。二人はここを新天地にしようと誓うが、生活は厳しく、ジョージは井戸掘り中の事故で命を落とす。
一人息子のカインおよびAIロボットとの孤独なサバイバル生活を余儀なくされたロミは、カインが大人になるまでコールドスリープに入ることを決意。だが機械が故障し、目覚めたのは1300年後だった。子孫である新人類が繁栄させた都市で、ロミは女王として迎えられるも、地球へ帰りたいという思いは増すばかり。それを知った心優しい少年コム(声:吉田帆乃華)は、一緒に地球へ行こうと誘い、二人は無謀な挑戦と知りながら宇宙へ飛び出していく。
旅の途上では、地球人の宇宙飛行士・牧村や宇宙のよろず屋・ズダーバン(声:イッセー尾形)、そして人智を超えた生命体の数々と出会い……。

 

©Beyond C.
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ

▶︎ 手塚治虫 × STUDIO4℃。時空を超えた愛と冒険の物語「火の鳥 エデンの花」