「惑星からの侵略」のストーリー

2015年、その頃太陽系世界は、2つの勢力下にあった。民主連合の政治的権力と、企業連合の巨大な経済力だ。ヌルミー(マッシモ・セラート)は、企業連合の一翼をなす生化学部門の長で、生物の器官の移植や合成とか、生物の縮小などについての権威だった。ある日、彼は宇宙船ガンマ・ワンの化学研究所で行われているある実験の進行状態を査察した。ガンマ・ワンは、民主連合が持っている4つの巨大な宇宙ステーションの中でも、最も巨大なものだ。これを治める民主連合の長官はホールステッド(トニー・ラッセル)だった。ホールステッドとヌルミーは、初対面の時から互いに敵意を感じていた。しかもホールステッドの部下で、彼が心から愛しているコニー(リーザ・ガストーニ)が、ヌルミーとの最初の出会いで、すっかり心を奪われてしまったのを知って、2人の仲は益々敵意を燃やした。そんな頃、地球上のあちこちで、かなりの人が突然姿を消すという事件が起きていた。その中には、ホールステッドの上司ジェネラルも含まれていて、彼は、この事件の担当を本部から命じられた。捜査の結果、小惑星デルフォスが基地となって人間狩りをやっており、背後には企業連合ヌルミーの生化学部門が関係していることが分かった。しかし、ホールステッドは、ヌルミーの奸計に落ち捕らえられてしまった。だが、巧みに脱出するや、ケンや、ジェイクなど彼の仲間と一緒に、妖星デルフォスへと出発した。そこでは捕らえてきた人間をモルモットに恐ろしい実験が行われていて、コニーもジェネラルも捕まっていた。侵入したホールステッドと彼らは、デルフォスの悪魔のような装置とヌルミーと戦い、そして勝った。妖星デルフォスが爆発するその前に、奇蹟的にコニーとジェネラルを救出した一行は、地球へと飛び立つのだった。

今日は映画何の日?

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