「花嫁のパパ2」のストーリー

カリフォルニア。ほろ苦い“花嫁のパパ”体験からようやく落ちつきを取り戻したジョージ・バンクス(スティーヴ・マーティン)は、ささやかな幸せを感じている。妻ニーナ(ダイアン・キートン)とは深く愛し合っているし、息子マティ(キーラン・カルキン)はすくすくと育っている。お嫁に行った娘アニー(キンバリー・ウィリアムズ)と婿のブライアン(ジョージ・ニューバーン)は、それぞれに仕事を持ちながら幸福な結婚生活を送っているようだ。そんな時、アニーが妊娠したとの報せが。「私がおじいちゃんに!?」とジョージはひとり大ショック。まだまだ気の若い彼は、ジムに通って体を鍛え、髪もブラウンに染めて若作りに励む。ほろ酔い気分で帰った彼はニーナに愛の言葉をかけ、間違いをしでかした。すっかり調子づいたジョージは、ガタが来た家の売却を決め、新居も見つからないまま、ジョージとニーナはブライアンの両親の家に居候することになったが、相変わらずマッケンジー家との相性は悪い。そこへ、何とニーナまでも妊娠したといい、あまりのことにジョージは気を失ってしまう。早速、娘夫婦に報告するが、ニーナは泣き出す始末。動揺し急に愚痴り始めたジョージに、ニーナはついに怒ってしまう。混乱したジョージの足は、いつしか売却したわが家の前に。ジョージは数々の思い出が詰まった家、体を張って解体の危機から救った。わが家を取り戻したことでニーナの怒りも収まった。アニーの結婚式を悪夢に変えてくれた、あのアヤしいコーディネーター、フランク(マーティン・ショート)とその助手ハワード(B・D・ウォン)の仕切りが不安だったが、アニーとニーナの合同妊娠記念パーティも大成功。素敵なベビールームも完成し、2人の妊婦の世話にジョージは大忙し。とうとう出産の時が来て、どうやら同時出産になりそうだ。しかし、そんな時に限ってブライアンは出張、ジョージはフランクの与えた睡眠薬の効きすぎでダウン。フランクの危なっかしい運転で、ジョージは病院に向かう。そして、ついに2人とも無事に出産し、ジョージは一度にパパとおじいちゃんになった。両家のにぎやかな日々は当分続きそうだ。