「ラ・マルセイエーズ」のストーリー

フランス、ルイ16世(ピエール・レノワール)治下、貴族たちは市民たちによるバスティーユ牢獄襲撃の突然の報告に慌てふためくが、それが自分たちの今の生活を揺るがす革命に発展するとはまだ信じられず、相変わらず舞踏会に興じていた。しかし民衆の怒りは高まっていた。彼らを強い絆でつないでいたのはラ・マルセイエーズの歌であった。王宮ではマリー・アントワネット(リーズ・ドラマール)をはじめ、まだオーストリアやプロシアの力が自分たちを完璧に守ってくれると信じていた。しかし民衆の力は日を追ってふくれあがり、やがて無数の鐘の音とともに王宮を囲んだ。王や王妃は、難を逃れて議会に入った。近衛兵の中にも革命派に加わるものが多かったが、スイスからの部隊は激しく戦った。やがて、王宮は民衆のものとなった。しかし、この革命を成功させては自分たちに影響が出ると、プロシアは大軍を押し寄せつつパリへと攻め込んで来る。民衆たちは銃を手にとって死を覚悟でプロシアの大軍の前へ進んでいった。彼らはようやく自由を手に入れようとしていた。

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