「銀の十字架」のストーリー

ピエル・ウィントンは父の死目に会わんとヴィクター牧師に暇乞いに赴き彼から銀の十字架を貰った。ピエールの父は人々から恐れられて居る悪人マックガークに射たれて死に瀕して居る所へピエールは遣って来て一分始終を聞いた彼はマックガークに対して復讐を誓った。彼は賭事から金を得て山中に隠れた。山中雪に迷う婦人に出会い彼女を助けんとして、共に雪に埋められたが彼は幸にロングライダー団らに救われその一員となった。マックガークはロングライダー団長ジム・ブーンを脅迫してピエールを追払わんとして反ってピエールの為めに傷を蒙った。ピエールはジャッキイと云う団長の娘を伴い仮装会に行き其処で先に山中で死んだと思ったメエリーに再会した。二人の恋は絶頂に達した。マックガークはこの機会を利用して家に残って居るロングライダー団員を全滅した。これを知ったピエールとジャッキイは直ちに駆け付けた。夕方になって戻って来たピエールは不在中にメエリーが来た事を知り馬に鞭あて彼女の後を追うた。ピエールは山中にてマックガークと闘い彼を斃し、メエリーと共に相携えて西の国に向った。