「アンディ・ラウ 戦火の絆」のストーリー

1938年。日中戦争下。良家の子弟である空軍兵士ラウ(アンディ・ラウ)は、任務中の事故で僻地の農村に不時着。瀕死の重傷の彼の命を救ったのは、村の純真な娘ウー(ン・シンリン)だった。いつしかひかれ合う二人。だが、ウーには親が決めた許嫁である村長の息子がいた。そんな折り。ラウは武漢の基地と連絡がとれて帰還することに。別れの夜。ラウはウーあてに駆け落ちを持ちかける手紙をしたためる。だが、彼女は来ず、ラウは去った。実は非識字者のウーは手紙を読めなかったのだ。村長に手紙を読んでもらったウーは、ラウを追うことを決意。その頃、ラウは仲間のため、大事な跡取り息子の身を案じる母親の反対も聞かず、日本軍相手に危険な任務を志願。そこへウーがやって来る。美しく見違えたウーにとの再会に動揺するラウ。出撃の決心は変わらないが、彼はウーこそ生涯の女性だと気づいた。飛行場。出撃するラウを見守るウーと母。最初の帰還機は墜落炎上。不安の時が過ぎた後、ラウから連絡が。命がけで飛行場の撤去作業にかかるウーの姿に、はじめは彼女を見下していた母も打たれた。かくして、無事帰還したラウはウーと固く抱き合った。