「素肌の涙」のストーリー

15歳のトム(フレディ・カンリフ)と18歳のジェシー(ララ・ベルモント)はとても仲のよい姉弟。さらに新しい家族が誕生し、一家は至福のひと時に包まれるはずであった。ある日母親(ティルダ・スウィントン)と買い物から帰ってきたトムは、ジェシーと父親(レイ・ウィンストン)が同じ風呂場にいるのを垣間見てしまう。そのことをジェシーに詰め寄るが、思い違いだと一蹴される。別の日、不意に切れた電話の呼出音を機に外出する父親に不審を抱いたトムは、父親の後を追う。トムは人里離れた小屋で父親がジェシーと落ち合い、禁断の関係にふけるまでの一部始終を目のあたりにする。トムは再びジェシーに詰問すると、彼女は戸惑いの色をあらわにするのだった。怒りのやり場のないトムは、ジェシーの体にタバコの火を押し付ける。そんな中赤ん坊が急病になり、母親とトムが病院へ付き添う。母親とふたりきりになったトムはついに真実を口にしてしまう。そのことを知った父親はジェシーのいる前でも彼女との関係を否定。さらにトムに対して殺さんばかりの怒りをあらわにする。ジェシーを蹂躙したにもかかわらず、悪びれた様子を全く見せない父親。怒りが爆発したトムは自ら父親を殺し、人里離れた小屋へ向かうのだった。

今日は映画何の日?

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