「ウォルター少年と、夏の休日」のストーリー

1960年代初頭。父親がいない14歳の少年ウォルター(ハーレイ・ジョエル・オスメント)は、母親のメイ(キーラ・セジウィック)にテキサスの農場へと送り届けられる。夏休みの間、無愛想なハブ(ロバート・デュヴァル)、ガース(マイケル・ケイン)という2人の変り者の老人の家に、強制的に預けられることになったウォルター。中々2人に馴染めない彼だったが、ある日、トランクの奥底から古い女性の写真を発見する。興味を持ったウォルターは、その美女がジャスミン(エマニュエル・ヴォージュア)という姫君だと知る。そして、フランスの外国人部隊に所属していたハブとガースが北アフリカに居留していた頃、ハブが彼女と恋に落ちたという昔話を、ガースが話し始めた。この冒険に満ちた2人の昔話に魅せられたウォルターは、だんだん老人たちとの暮らしに馴染んでいく。ハブとガースも徐々に心を開き、ウォルターに男の名誉や勇気を教え込んでいく。やがてメイが迎えにくるが、ハブとガースの金目当てであることを知ったウォルターは、母親を振り切ってまた2人の家に戻ってくる。そして大人になり、マンガ家になったウォルターは、ハブとガースが飛行機事故で死んだという報せを聞き、久々にテキサスに戻ってくる。すると、2人のアフリカでの話に出てきた族長の孫という男が、ヘリコプターでそこに現われるのだった。

今日は映画何の日?

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