「ヒトラー 最期の12日間」のストーリー

1945年4月20日、ベルリン。迫りくるソ連軍から身を守るため、ナチス党総統アドルフ・ヒトラー(ブルーノ・ガンツ)は、ごく限られた身内や側近たちと共にドイツ首相官邸の地下にある要塞へ退却。ヒトラーの個人秘書であるトラウドゥル・ユンゲ(アレクサンドラ・マリア・ララ)もその中にいた。側近たちはすでに敗戦を確信していたが、客観的な判断能力を失っていたヒトラーだけが、不可能な大逆転の作戦について熱く語り続けていた。そんな中、ヒトラーの56回目の誕生日を祝福すべく、アルベルト・シュペーア軍需大臣(ハイノ・フェルヒ)が官邸を訪れる。その頃、ベルリン市内は地獄絵のような様相を呈していた。やがて側近たちの逃亡、裏切りが相次ぎ、ヒトラーは最終決戦を決意。すべての兵力を集結させるように指示する。しかしドイツ軍にそんな余力は残されていなかった。ついに敗北を覚悟したヒトラーは、愛人エヴァ・ブラウン(ユリアーネ・ケーラー)と質素な結婚式を済ませ、翌日、自室において2人でピストル自殺する。第三帝国の末路を見届けたユンゲは、数少ない生き残りと共に、地下要塞を後にするのだった

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