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「ブラザーズ・グリム」のストーリー
19世紀、フランス占領下のドイツの街カールシュタッド。ウィル(マット・デイモン)とジェイコブ(ヒース・レジャー)のグリム兄弟は、各地で魔物退治をしながら賞金を稼ぐ日々を送っていた。そんな中、フランスの将軍ドゥラトンブ(ジョナサン・プライス)の部下カヴァルディ(ピーター・ストーメア)に逮捕されてしまった兄弟。そして彼らに、森で少女たちが失踪するという奇怪な事件の謎解きを要求される。さっそく調査に行った兄弟は、村人から敬遠されている猟師の娘アンジェリカ(レナ・ヘディ)をガイド役に、森の奥へ入っていく。やがて兄弟は、かつて女王が住んでいたという伝説の高い塔を発見。そこには今も鏡の女王(モニカ・ベルッチ)が住んでおり、失踪事件は彼女の仕業だった。鏡の女王はかつて魔力で永遠の命を手に入れたが、若さは失われ、それを取り戻すために12人の若い命を必要としていたのだ。その運命の儀式は、月食の今夜、行なわれようとしていた。やがてジェイコブに続き、ウィルが女王の魔力に取り込まれそうになるが、ジェイコブが鏡を壊すと、女王の体は粉々に爆発。そして眠らされていたアンジェリカに、ジェイコブがキスをすると、魔力が解けて彼女は目を覚ました。そして他の少女たちも解放され、事件は解決するのだった。