「ドーン・オブ・ザ・デッド」のストーリー
看護婦のアナ(サラ・ポーリー)は、愛する夫ルイス(ジャスティン・ルイス)と幸せに暮らしていた。しかしある朝、隣家のヴィヴィアン(ハンナ・ロックナー)が人間離れしたスピードでルイスに襲いかかる。彼は息絶えたあと、すぐに復活してアナに突進。屋外に逃げた彼女は、人と人が殺し合う恐ろしい光景を目にした。地獄と化した町を抜け、アナは4人の生存者と出会う。警察官のケネス(ヴィング・レイムス)、麻薬の売人アンドレ(メキー・ファイファー)とロシア人で妊娠中のルダ(インナ・コロブキナ)のカップル、電化製品の販売員だったマイケル(ジェイク・ウェバー)。彼らは無人となったショッピングモールへ逃げ込む。だがそこには先客がおり、CJ(マイケル・ケリー)、テリー(ケヴィン・ゼガーズ)、イーボム(バート)の3人組は、モール内を支配しようとする。真相は依然つかめないままだが、ウィルスが原因であり、感染者に噛まれた人間は躊躇なく頭を撃ち抜くしか術はなかった。やがてモールの駐車場に集まる感染者の群れをくぐり抜け、さらなる生存者がトラックでやってくる。だがその中に感染者予備軍がおり、モール内のメンバーにも感染が広がっていく。そこでアナたち生存者はモールを脱出して、途中で加わったスティーヴ(タイ・バレール)の船で海に出ることを決意。だがその過程でメンバーはどんどん脱落していき、CJは自爆、マイケルもついに噛まれてしまう。結局、アナとケネス、テリーとニコール(リンディ・ブース)だけが、船に乗り込み脱出するのだった。