「星に願いを Fantastic Cat(2009)」のストーリー

人類が宇宙に進出した未来、人々は果てしない宇宙で自由を謳歌していたが、いつのまにか出現した無人帝国・アトランティスによって、世界は侵食されつつあった。そんな宇宙で人類が暮らす惑星の1つ、多くの宇宙船が行き交う商業の惑星・マグラシアのある学校で、リリィ(声:加藤英美里)は最近転校してきた少女・ヒカリ(沢城みゆき)のことが気になっていた。彼女はリリィたちと同い年とは思えない、大人びた、近づきがたい雰囲気を持っていた。そのせいか、ヒカリはなかなか周囲と馴染めず、転校してからしばらくたった今も、友達もいない様子だった。リリィは、ヒカリとなにか話すきっかけがあればいいと思いながら、彼女をただ遠くから見ているばかりだった。しかし、ある日の放課後、教室にネコのような生き物が突然現れる。それをきっかけに、彼女たちの日常は大きく変わっていく。