「惑星のかけら」のストーリー

終電の終わった深夜、少女・和希(柳英里紗)は母親の再婚を嫌い、もともと家のあった渋谷の空き地で、帰らぬ父を待っていた。和希は、ナルコレプシーの青年・三津谷(渋川清彦)と出会う。三津谷はどんなに傷つけられても、元恋人・由以子(河井青葉)を見つめ続けていた。帰る場所のない2人は、深夜の渋谷を彷徨する。そのうち三津谷に恋していることに気づいた和希は、こんな風に誰かに見つめられたら世界は変わるのではないかと思うようになる。