「ビバリーヒルズ・コップ2」のストーリー

1着2000ドルのスーツを着込み、真紅のフェラーリを乗りまわすデトロイト市警のアクセル刑事(エディ・マーフィ)のもとへ、ビバリーヒルズ警察から連絡が入った。高級宝石店が武装組織に襲われた上ボゴミル刑事部長(ロニー・コックス)が、何者かに撃たれ重傷を負ったというのだ。規則を無視してまでアクセルの援助を求めるローズウッド刑事(ジャッジ・ラインホールド)とタガート巡査部長。2人の要請に応えるべく、アクセルは友情に燃えてビバリーヒルズに出向き、彼らに合流した。口うるさいラッツ署長(アレン・ガーフィールド)には、アクセルは占い師であるかのように見せかけ、早速3人は捜査を始める。薬莱をもとに捜査を続けていたアクセルたちは、手掛かりをもとめてガンクラブに立ち寄った。ところがそこは、宝石店を襲い、ボゴミルを撃った武装組織が経営するクラブだった。アクセルの応待に出た若く美しいカーラ(ブリジット・ニールセン)は、ボス(ユルゲン・プロホノフ)にそのことを報告、ボスはカーラにアクセル抹殺を命じた。そうとは知らぬアクセルたちはメンバーズクラブの酒場から出てきたところを近づいてきた車から撃たれる。激しい銃撃戦をくりひろげたアクセルたちは、犯人の持っていたマッチを手に入れ指紋を採取、犯人はガンクラブで働いている男であることを知る。その頃、組織は競馬場の集金所を襲撃、多額の金を強奪する。アクセルたちはミキサー車でビバリーヒルズの街を走り回ってその犯人を追うが今一歩のところで捕り逃がしてしまう。しかし、遂に組織のアジトをつきとめ、3人は忍び込んだ。何と一味の正体は大がかりな武器密売集団だった。ロケット砲、ショットガン、ライフルなどによる壮烈な撃ち合いの末、ついにアクセルたちは組織を壊滅させてしまうのだった。