「二度めの夏、二度と会えない君」のストーリー

高校3年の夏、森山燐(吉田円佳)は青葉北高に転校。憧れのバンドを生んだこの学校でバンドを組み、文化祭で歌うことを願っていた。学校ではバンド活動が禁止されていたが、燐は篠原智(村上虹郎)らを巻き込んで、夢に向かってがむしゃらに突き進んでいく。智はそんな燐にいつしか惹かれていった。文化祭でのライブを実現させ、智たちと最高の時間を過ごす燐だったが、病に倒れてしまう。燐は生まれつき不治の病を抱えており、残された時間で夢を叶えるためにこの高校にやってきたのだった。死の床につく燐に思いを伝える智だったが、彼女は激しく取り乱し彼を拒絶。智は、伝えてはいけない思いがあることを痛感する。2ヶ月後、智は燐を失った悲しみと、死に際の彼女に辛い思いをさせた罪悪感から、立ち直れずにいた。雪が舞う中、燐と初めて出会った川原に向かった智が燐の歌声をもう一度聴きたいと強く願ったところ、雪に足を取られて土手から転倒。気が付くと、燐と出会った頃にタイムリープしていた。智は、燐が笑顔のままその短い人生を終えられるよう、自分の気持ちを隠しながらあの夏をやり直そうとする。

今日は映画何の日?

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