「初恋スケッチ まいっちんぐマチコ先生」のストーリー

学校を卒業して10年。池上ケンタ(村上純)は漫画家になる夢を叶えて東京に出てきたものの、漫画が描けなくなりスランプに陥ってしまう。そんな折、ケンタの幼馴染で母校・あらま学園の体育教師・網走金三(池田一真)から、学園が取り壊しになるので帰ってきてくれと連絡が入る。気分転換も兼ねて田舎に帰ってきたケンタは、旧友のカメこと亀山タマ夫(関町知弘)、成城ヒロミ(増田有華)、金三と合流して“取り壊し反対メンバー”に参加。そこで、学園の教師・高代響子(華村あすか)と出会い、昔のマチコ先生(大澤玲美)の面影を見る。マチコ先生との想い出を巡るうち、次第に漫画を描く楽しさを思い出していくケンタ。そんななか、取り壊し推進派の中心人物である松本ヒロシ(前田けゑ)と君嶋ナナオ(鈴木まりや)は圧力を高め、本格的な対立が深まっていく……。