解説
「我等の生涯の最良の年」のサミュエル・ゴールドウィン製作になる1950年度作品。「愉快な家族」のF・ヒュー・ハーバードのオリジナル脚本を「ビリー・ザ・キッド」のデイヴィッド・ミラーが監督、「虹を掴む男」のリー・ガームスが撮影を、「征服されざる人々」のヴィクター・ヤングが音楽を担当する。「彼と人魚」のアン・ブライス、「銃弾」のジェーン・ワイアット、「炎の街」のアン・ドヴォラクの他、新人のファアレイ・グレンジャー、ジョーン・エヴァンスらが共演。
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「われら自身のもの」のストーリー
ハイスクールに通っているマコーレイ家の長女ゲイル(アン・ブライス)は近所のテレヴィジョン店のチャック(ファアレイ・グレンジャー)と、親(ドナルド・クックとジェーン・ワイアット)も許す恋仲だった。妹のジョーン(ジョーン・エヴァンス)もチャックに横恋慕していたが、彼女は夏休みのアルバイトに出るため出生証明書を探すうち、姉のゲイルが養子であることを発見した。ゲイルの18歳の誕生日、パーティーでチャックとばかり踊りたがったジョーンをゲイルがたしなめると、言いつのったジョーンは姉の秘密に口をすべらせてしまった。呆然としたゲイルは両親に真相をただし、実母(アン・ドヴォラク)に逢いに出かけた。子供を産んだことを隠していた実母との会見は惨めな結果に終わり、失意のゲイルは不貞くされてチャックの忠告に耳もかさず、ついに父から頬を打たれるようなことになった。翌日の卒業式に一家はあげて参観に出かけ、気をとり直したゲイルも卒業演説で家庭の平和を述べた。マコーレイ家にはもとと変らぬ明るさが立ち戻った。
「われら自身のもの」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「われら自身のもの」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1950 |
公開年月日 | 1951年5月22日 |
製作会社 | S・ゴールドウィン映画 |
配給 | 大映 |
レイティング |
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1951年5月上旬号 | 外國映画紹介 われら自身のもの |
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