解説
犬が被告となった裁判をコミカルに描きながら、人間と動物との関係に疑問を投げかける、第77回カンヌ国際映画祭パルム・ドッグ賞受賞の実話に基づく法廷コメディ。訴訟に負け続け、事務所から解雇寸前の弁護士アヴリルは、ある男性から人に嚙みついたせいで殺処分の危機にある愛犬コスモスを救ってほしいと依頼される。「シンプルな情熱」「ACIDE/アシッド」などに出演する俳優・ダンサー・作家・演劇監督のレティシア・ドッシュが初監督を務め、主人公の弁護士アヴリルを自ら演じた。「エール!」のフランソワ・ダミアンが共演、サーカス犬のコディがコスモス役で名演を見せている。
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「犬の裁判」のストーリー
訴訟に負け続け、事務所から解雇寸前の弁護士アヴリルの前に、視覚障がいをもつダリウッシュが、愛犬コスモスを連れてやってくる。3人に噛みついてしまい、法令上このままでは殺処分となるので、助けてほしいというのだ。コスモスからも迫られたアヴリルは、断り切れずに敗色濃厚な裁判を引き受ける。法律では犬は“物”と見なされ、飼い主に罰金1万フランとコスモスの安楽死が言い渡されるが、犬が“物”ではないというアヴリルの主張が認められ、犬が被告という前代未聞の裁判が始まる。その裁判は動物行動学者、哲学者、宗教家を巻き込み、次第に市民の関心を集め、裁判所に様々な団体が押し寄せる。やがて犬のコスモスに判決が言い渡されるが……。
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「犬の裁判」の写真
「犬の裁判」のスタッフ・キャスト
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キャスト | 役名 |
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