解説
「LUGINSKY」でPFFアワード2020映画ファン賞(ぴあニスト賞)を受賞したhaiena監督&アーティストのジャン・ピエール・フジイのコンビが再び組んだ、現実と虚構が入り乱れるコラージュアニメーション。映画作家のオルリックは自己の意識を映像化する装置を使い再起を図るが、装置の副作用により精神を蝕まれ、錯乱状態のまま戦地に送り込まれる。切り抜いたスチール等を複雑に組み合わせた基本の映像に、動画化の技術やデスクトップアートの手法等を加え、ヌーヴェルヴァーグに見られるジャンプカットも多用し制作。舞台を中心に活動する金子貴伸、真田うるは等が声優として参加。2023年第33回映画祭TAMA CINEMA FORUM『TAMA NEW WAVEある視点』部門上映作品。2024年西湘映画祭Seisho Cinema Fes 7th中長編部門にてグランプリを獲得。
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「ORLIK」のストーリー
インナーチューブに暮らすインディペンデント映画作家のクラレンス・オルリックは、何もかもに失敗し、失意と赤貧に陥り、虚勢にすがるような暮らしにあった。そんななか、オールドボールの文化再生機関に所属する秘密警察官ミラーにより、不毛な内戦への関与を強いられる。時を同じくして、悪友フジキの手による装置ボイルドブレインが完成。自己の意識を映像化し、カネも人手もいらずに映画づくりが可能となる電送装置を使い、オルリックは再起を賭ける。しかし装置の副作用として、彼は時間の感覚を失い、思い出と空想がない交ぜになった迷乱した神経状態へと陥る。精神を蝕まれながらも戦地アンペイドサラリーズへ送り込まれたオルリックは、爆撃と妄想が降り注ぐ旅路の中、映画への狂的な妄執に憑かれていく。
「ORLIK」の映像
「ORLIK」の写真
「ORLIK」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ORLIK」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | アート |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2023 |
公開年月日 | 2025年5月23日 |
上映時間 | 78分 |
製作会社 | (制作:J&HFilms) |
配給 | ユーステール |
アスペクト比 | 16:9 |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | https://note.com/haiena6097 |