解説
ヴィクター・ストロッフとジャックィーン・デレサートのストーリーをラスロ・ゴログの協力を得てリチャード・ラッシュが脚色・演出した女性ドラマ。撮影はアレックス・フィリップス、音楽はロナルド・スタインが担当した。サミー・デイヴィス・ジュニアがテーマ・ソングを歌う。製作はヴィクター・ストロッフ。出演は「ベルリン特急」のマール・オベロン、「史上最大の作戦」のクルト・ユルゲンス、「悪いやつ」のスティーヴ・コクラン、ほかにジョン・エイガー、スティーヴ・ブロディなど。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「情事の曲り角」のストーリー
キャサリン(マール・オベロン)と異母兄ポール(クルト・ユルゲンス)はメキシコの富豪。ある日、スティーヴ(スティーヴ・コクラン)というアメリカの技師がやって来る。キャサリンにすすめられ、彼女の邸に逗留することになるが、スティーヴの前任者で引き継ぎをして帰米する男に、キャサリンが容易に男の自由になる種の女であると聞かされた。そしてそれは事実だった。2人は情事に溺れた。だが、キャサリンは真剣で結婚まで考え出す。ただ、妙なことにポールが喜ばず邪魔だてする。彼はキャサリンとアカプルコへ出かけたとき、スティーヴとかつて彼女の男だったガスを招いた。ポールはガスに昔のヨリを戻させ、スティーヴに愛想づかせを計った。だが、キャサリンはガスを突っぱねた。怒ったガスは船室に彼女を監禁、無理に意に従わせようとした。彼は手首をカミソリで切って自殺を計る。そのことでスティーヴと彼女はメキシコを去ろうとした。ところがポールは彼女をひきとめ、初めて愛を打ち明けた。ポールが若い頃、義母に恋をし、その娘キャサリンは長ずるに及び、母親とそっくりになっていたのだ。キャサリンには大きなショックであったが、スティーヴとの新しい生活のために、この邸を去っていった。
「情事の曲り角」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|
「情事の曲り角」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1963 |
製作会社 | ニューワールド・フィルム映画 |
配給 | 20世紀フォックス |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1964年3月上旬号 | 新作グラビア 情事の曲り角 |
1964年6月上旬号 | 外国映画紹介 情事の曲り角 |