解説
南仏の高級リゾート地を舞台にプレイボーイの中年実業家とパリ娘の奇妙な触れ合いを描くコメディ。製作はアラン・サルドとアラン・ベルモンド、監督は「愛人関係」のジョルジュ・ロートネル、撮影はエドモン・セシャン、音楽はフィリップ・サルドが担当。出演はジャン・ポール・ベルモンド、ソフィー・マルソーなど。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
-
【DVD】ソフィーマルソー恋にくちづけ
TVで観る
ユーザーレビュー
「ソフィー・マルソー 恋にくちづけ」のストーリー
南仏。コートダジュールの海面を疾走する大型クルーザーを、たくましい肉体が自慢げなステファン・マルジェル(ジャン・ポール・ベルモンド)が操作している。彼は実業家。美貌の妻ソフィ(マリー・ラフォレ)がいながら、浮気に余念がないスゴ腕のプレーボーイだ。ある日、パリに旅するというソフィを送りに行った飛行場で、一人の娘に出会った。名前をジュリー(ソフィー・マルソー)という18歳のパリ娘だ。妻ある男と別れたところだ。キザな文句で口説くと車に同乗させた。どこも都合がわるく結局自宅に彼女を連れ込んだステファンのもとに、旅立ったはずのソフィが現われた。あせった彼はジュリーが僕の前の妻との間にできた娘だと口ばしってしまった。翌朝、ソフィがジュリーと行動を共にしたがった。悪いことに、その日は美術館建設の助成金問題で、政府の役人ルソー(ミシェル・ボーヌ)と会う約束だ。ソフィを伴って約束の場所に急ぐステファン。ソフィはジュリーを連れて会議の途中ショッピングに出かけた。それを追ったステファンは、慌ててガラスにぶつかり失神、病院にかつぎ込まれた。やっとのことで二人のいるサン・ボールの別荘に辿りつくと、そこではステファンの誕生パーティが準備されていた。あのルソーも出席している。そんなところに、ジュリーの身を案じた母のマルレーヌ(ロージー・ヴァルト)が現われたことから、事態が悪化した。何も知らないマルレーヌが、ジュリーの父はヒドイ男だとしゃべりまっくてしまったのだ。ルソーは資金援助をはねつけ去った。パーティはめちゃめちゃのうちに終った。翌日、ジュリーはソフィーが何もかも知っていたことを知って驚いた。ソフィはステファンがジュリーにひかれはじめていることも感じていた。ジュリーも、ステファンの魅力に惹かれはじめている自分を感じた。少しのあいだに大人になったジュリーは、ステファンとソフィの愛のためにも、また、ひとり出発する決心をするのだった。
「ソフィー・マルソー 恋にくちづけ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ソフィー・マルソー 恋にくちづけ」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | コメディ |
製作国 | フランス |
製作年 | 1984 |
公開年月日 | 1985年6月29日 |
製作会社 | AMLF=セリト・フィルム=サラ・フィルム |
配給 | 松竹富士 |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1985年6月上旬号 | グラビア 恋にくちづけ |
1985年6月下旬号 | 試写室 恋にくちづけ |
1985年8月下旬号 | 外国映画批評 恋にくちづけ |
1985年9月上旬号 | 外国映画紹介 恋にくちづけ |