解説
スウェーデンのポップ・グループ“アバ”の行動をコンサート中心に物語的に描く。製作総指揮はスティッグ・アンダーソンとレッグ・グランディ、監督・脚本はラッセ・ハルストレム、撮影はジャック・チャーチルとポール・オーノラト、音楽録音はマイケル・B・トレトウ、編集はラッセ・ハムストレム、マルー・ハルストレムとウルフ・ネイダマーが各々担当。出演はアバ(アンニフリッド、ベニー、ジョルン、アグネサ)、ロバート・ヒューズ、トム・オリヴァー、ブルース・バリー、スティッグ・アンダーソンなど。
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「アバ ザ・ムービー」のストーリー
オーストラリアのシドニーで、ラジオのディスク・ジョッキーをしているアシュレー(R・ヒューズ)は上司(B・バリー)に、今度オーストラリア公演を行うスーパー・グループ“アバ”の密着インタビューを命じられた。アシュレーにとって初めての密着インタビューで、大ハリキリで行動を開始する。オーストラリアでの“アバ”の人気はすさまじく、入場券はすでに売り切れ、アバに接近することはかなり大変そうだ。まずいことに、マスコミ用に渡していたプレスカードも彼はもっていない。それでも何とかアバに近づこうとするが、いつもボディガード(T・オリヴァー)に追い出されてしまう。テープレコーダーでのファン・インタビューをまとめたアシュレーにとって、あとは“アバ”のインタビューさえとれば仕事は完璧なものになるのだ。“アバ”のコンサート・ツアーを追い続けた彼は今では完全な“アバ”ファンの一人になっていた。ついに、メルボルンでの最後のコンサートを終え、明日はオーストラリアを去る、という日になってしまう。ガックリとうなだれて、自分の部屋に戻るべく、ホテルのエレベーターにのり込んだアシュレーは、偶然にも“アバ”の4人といっしょになる。アシュレーにとっては、まさに天にも昇る気持ちのエレベーターであった。翌日、ファンには感動と興奮を残し、アシュレーには最高のインタビューを残し、“アバ”はオーストラリアを去っていった。
「アバ ザ・ムービー」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「アバ ザ・ムービー」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | スウェーデン オーストラリア |
製作年 | 1977 |
公開年月日 | 1978年7月15日 |
上映時間 | 97分 |
製作会社 | ポラー・ミュージック・インターナショナルAB=レッグ・グランディ・プロ |
配給 | ワーナー・ブラザース |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
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1978年7月下旬号 | グラビア アバ ザ・ムービー |