解説
社交ダンスの新しいステップに情熱を賭ける青年の姿を描く青春ドラマ。監督はテレビや舞台で活躍する若手演出家のバズ・ラーマンで、本作が長編デビュー作。製作はトリストラム・ミアール、エグゼクティヴ・プロデューサーはアントワネット・アルバート。ラーマン自身とクレイグ・ピアースによる舞台劇を基に、ラーマンとアンドリュー・ボーベルが脚色。撮影はスティーヴ・メイソン、音楽はデイヴィッド・ヒルシュフェルダーが担当。
ユーザーレビュー
「ダンシング・ヒーロー」のストーリー
社交ダンスの若きチャンピオン、スコット・ヘイスティング(ポール・マーキュリオ)は、ダンス連盟の規定を無視して、ダンス選手権地区大会で、自ら考案した新しいステップに挑戦する。観客たちの支持は得たが、連盟はそれを許さず、優勝はライバルの手に。パートナーのリズ(ジア・カリーズ)は去って行き、汎太平洋グランプリを勝ち取ろうというスコットの夢は危機を迎える。スコットは、まだ初心者だが目ざましい上達をして、彼にラテンステップを教えてくれたフラン(タラ・モーリス)を新しいパートナーに迎え、ラテンのダンスを取り入れた新しいステップを大会で披露して、観客たちの熱狂的な支持を得るが、連盟会長のバリー(ビル・ハンター)の横槍で音楽を止められてしまう。沈黙が場内を漂うが、父(バリー・オットー)が口火を切った手拍子が場内に広がり、その助けで2人は踊り始める。再び流れ始めた音楽に乗って、2人は踊り続けるのだった。
「ダンシング・ヒーロー」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ダンシング・ヒーロー」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | オーストラリア |
製作年 | 1992 |
公開年月日 | 1992年12月12日 |
製作会社 | M&Aフィルム |
配給 | 日本ヘラルド映画 |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1992年12月上旬号 | グラビア《Coming Attractions》(新作紹介) ダンシング・ヒーロー |