解説
「アワモリ君売出す」に つづくアワモリ君シリーズの第二作スタッフは前作と同じ。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「アワモリ君乾杯!」のストーリー
予備校に通っているアワモリ洋品店の息子アワモリ九と、商事会社の給仕カバ山大学は大の仲よしだ。二人は一匹の捨て犬を拾った。アワモリ家ではおやじが犬が嫌いでひきとれない。大学家では小犬をスキヤキにしようとする始末、折しも通りかかったお嬢さんが大事そうに抱いていった。アワモリは彼女を元殿様の高山家の令嬢加代子と思いこみ悩んだ。夜遅く、変な男に追われる加代子にめぐりあい、二人は刑事をよそおって男を追い払った。加代子は今さら高山邸の門衛の娘ともいえず、アワモリもまた早慶大学のインド哲学科専攻と称してしまった。アワモリは遊園地へ行くデイトまでこぎつけた。二人が楽しそうに話をしていると、高校時代のダルマ先生に見つかった。予備校通いがバレては大変とその場をゴマかした。大学が、おしめの鞄を持って銀行の前に来かかったとき、銀行に押入ったギャングの一人とぶつかった。あわてたギャングは鞄をとりちがえた。彼らは札束がおしめに代っていることを知るとあわてて大学捜査にのりだした。ギャングどもが大学家を襲った。アワモリと大学は逃げるギャングの自動車をオートバイで追うが、やがて白バイが加わり、三つ巴の追跡合戦。翌日、ギャング団を一掃したアワモリたちは警視総監賞を受けた。新聞でおたがいに素性の知れたアワモリと加代子は、「これでやっと肩の荷がおりたね」と楽しげにほほえみ合うのだった。
「アワモリ君乾杯!」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「アワモリ君乾杯!」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1961 |
公開年月日 | 1961年10月8日 |
上映時間 | 77分 |
製作会社 | 東宝 |
配給 | 東宝 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | モノクロ/シネスコ |
音量 | モノラル |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1961年9月上旬号 | 日本映画紹介 アワモリ君乾杯! |