解説
0線の女たちと、彼女らをくいものにするグレン隊の搾取ぶりをドキュメンタリー風に描いたもので、三輪彰・織田清司の脚本を、「海豹の王」の三輪彰が監督した。撮影は岡田公直。
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「0線の女狼群」のストーリー
上野駅に降りた小夜子はトランクを手荷物預り所に預け、東京見物に出歩いた。途中、預り証を紛失したが、居合わせた佐伯という青年の好意によって、荷物は受取ることができた。しかし、一人きりになった彼女は、旭商事と称する売春組織団に狙われた。小汚ない部屋に連れこまれ、ボス長島のエジキになった。小夜子は機をうかがって脱出を試みたが、見つけられリンチをうけた。チンピラたちがキャバレー等で拾った酔漢たちを連れこんで来るのだが、彼らの相手にされるのは、脱出の常習犯となった小夜子と美智子が多かった。ある夜、小夜子に指名があり喫茶店に出向くと、佐伯が待っていた。過日、水上バスの乗り場で出会った時に、彼女が所在を告げたからだ。小夜子は、自分にこれ以上接近しないようにと懇願した。美智子は一旦自由の身となったが、チンピラにつけられ、殺された。0線の女たちは、小夜子の呼びかけに立ち上った。小夜子は長島に反抗を宣言した。長島は小夜子殺害を画策した。危機の知らせに、佐伯も駈けつけた。旭商事は暴動の場と化した。佐伯は殺気にはやる小夜子を懸命に制した。--やがて、長島の両手には手錠がかけられた。
「0線の女狼群」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「0線の女狼群」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1960 |
公開年月日 | 1960年1月13日 |
上映時間 | 73分 |
製作会社 | 新東宝 |
配給 | 新東宝 |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | シネスコ |
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1960年2月特別号 | 日本映画紹介 0線の女狼群 |