解説
おなじみお姐ちゃんシリーズの第五作。「羽織の大将」の笠原良三のオリジナル・シナリオを、「サラリーマン出世太閤記・完結篇 花婿部長No.1」の筧正典が監督した。撮影も同じく「サラリーマン出世太閤記・完結篇 花婿部長No.1」の完倉泰一が担当。
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「お姐ちゃんに任しとキ!」のストーリー
おなじみパンチ・ピンチ・センチの三人組--ピンチが女子自動車レースの出場権を獲得したのを幸い、「週刊ニッポン」の編集部に勤めるパンチはレースの取材、センチはショーの仕事をみつけて東京をスタート、大阪へドライブとしゃれこんだ。東京大阪間を最低のガソリン消費量で走るという規則を忘れ、東海道をぶっとばした。が、途中で自動車強盗に出会い車ごと持物一切盗まれた。やっとハンサムな青年の車に便乗させてもらった。三人はたちまちこの青年にノボセあがったが、青年は名も告げずに去った。無一文のパンチとピンチは、ひとまずセンチの踊るキャバレーで働くことになった。センチの踊りは大成功だった。パンチは“自動車強盗体験記”を書いたが、早くも対抗誌の「週刊男女」には三人の写真入りで報道されていた。トップ屋の八田から、“財界のカミソリ男”と異名をとる松野松左衛門という男の正体を共同でスクープしようともちかけられた。三人は京都へ出かけたが、彼こそ自動車にのせてくれた青年だった。パンチは松野邸へ招待された。センチもまた、キャバレーを買いとった松野と出会い、彼の家へ招待された。一方ピンチもまた大株主の松野と再会していた。約束の相手が同一人物とは気づかぬ三人は彼氏の自慢話に花を咲かせた。松野がお姐ちゃん三人を招待した理由は、食事をおごった返済として彼女らを水着のモデルに使うためだった。さすがのお姐ちゃんも、松野の商魂のたくましさに呆然とした。甘い夢を吹きとばされたお姐ちゃんたちは、発見されたピンチの車に便乗して六甲へ向った。
「お姐ちゃんに任しとキ!」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「お姐ちゃんに任しとキ!」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1960 |
公開年月日 | 1960年7月31日 |
上映時間 | 90分 |
製作会社 | 宝塚映画 |
配給 | 東宝 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | モノラル |
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