解説
この作品のレビュー
ユーザーレビュー
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ミャーノフ大佐
日活無国籍アクションに対して、なんでこうなるの?なんていっちゃいけない。いっちゃいけないのは判っているんだけど。いいたくなっちゃうんだよね、ゴメン。
なんで、馬に乗って登場してくるんだろう。いくら北海道とはいえ、やっぱり車の方が良いよ。映画の冒頭もそうだけどラストも馬で去って行く、あるいは北海道の景色なんかを写しているところは「シェーン」へのオマージュかな。
それにあのアイヌの人達の格好は何?あれは今では観光用の衣装となっていて、普段は普通の服を着ているよ。じゃあ、なんで内地の人は着物で生活(会社行ったり、学校行ったり)してないの?それにアイヌの人達の集落はなんですぐ燃えてしまう様な家に住んでいるの。空中撮影しているけど、なんであんな変なところに住んでいるの?それにあの土地だったら、飛行場も観光地も作れないよ。
舞台が釧路になったり、帯広が出来てきたりするけど、帯広と釧路って120km位離れていて、2時間くらい掛かるんだけど。帯広は十勝平野の中心、釧路は太平洋側の港町。同じ道東でも全然違うんだけど。それに阿寒湖や摩周湖も出てくるし。皆さん、北海道の地図を開いて見てみてください。ちょっと舞台の範囲が広すぎるんだけど。北海道、知っているだけにさすがに無理がある、と判ってしまう。「ギターを持った渡り鳥」みたいに舞台を一つの町に限定して本を作れば良かったのに。製作陣の皆さん、道東観光旅行したかったのかな。この頃の日活はお金がたくさんあったろうから。
まあ、良いか。
宍戸錠がラストでは、でカッコいいですね。金子信雄も映画毎に手を変え品を変えて悪役をやっているなあ。何、今回のあのヘアースタイルは。ちょっと笑ってしまいそう。
で、少年役が江木俊夫。皆さん知ってますか。ジャニーズの最初の頃のアイドルグループのフォーリーブスを。また、彼は”マグマ大使~!”って叫んでいたのを。
帯広の町中で和菓子屋の”柳月”が出てきたけど、これは今北海道で有名な”柳月”でしょ。
「大草原の渡り鳥」のストーリー
「大草原の渡り鳥」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「大草原の渡り鳥」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1960 |
公開年月日 | 1960年10月12日 |
上映時間 | 83分 |
製作会社 | 日活 |
配給 | 日活 |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
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