憂國

ゆうこく
上映日
1966年4月12日

製作国
日本

制作年
1966
上映時間
28分

レーティング
ジャンル
文芸 ドラマ

check解説

三島由紀夫が原作、脚色、製作、監督、主演を務めた伝説のアート・ムービー。能舞台に見立てて作られた美術セット、艶かしい愛の交歓シーン、あまりにもリアルな切腹シーン……全編セリフなし、ワーグナーの音楽にのせて、愛と死が緻密に描かれるなど、三島由紀夫の美学が全編に溢れる。そのショッキングな内容と高度な芸術性が話題を呼び、日本のみならず欧米でも高い評価を受けたが、三島没後、上映プリントは焼却処分され、幻の作品と語り継がれてきた。後に密かに三島邸に保管されていたネガ・フィルムがほぼ完璧な保存状態で発見された。
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「憂國」のストーリー

昭和11年、「2.26事件」が勃発。武山中尉は新婚のため、仲間から決起に誘われなかったのだが、皮肉にもかつての仲間たちの鎮圧を命じられる立場になる。国に忠誠をつくし反乱軍を鎮圧することは、親友達を殺すことを意味する。国も友も裏切ることができない武山中尉は、最愛の妻・麗子とともに自ら死ぬことを決意。そして、愛し合う二人の想像を絶する「愛と死の儀式」が始まる。

「憂國」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「憂國」のスペック

基本情報
ジャンル 文芸 ドラマ
製作国 日本
製作年 1966
公開年月日 1966年4月12日
上映時間 28分
製作会社 ATG
配給 その他
レイティング

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