解説
偶然出会ったヤケを起こしたエリートビジネスマンとおマヌケな強盗のコンビの珍道中を描いたコメディ。監督・脚本は「ジム・キャリーのエースにおまかせ!」のスティーヴ・オデカークで、本作では自ら踊るガードマンとして登場、怪演も披露。撮影は。「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」のドナルド・M・ソーリン。音楽はロバート・フォーク。出演は「ショーシャンクの空に」「デッドマン・ウォーキング」(監督)のティム・ロビンス、「バッドフェロー」のマーティン・ローレンス、「ザ・エージェント」のケリー・プレストンほか。
ユーザーレビュー
「ナッシング・トゥ・ルーズ」のストーリー
L.A.。大手広告会社の重役ニック(ティム・ロビンス)は仕事も生活も万事順調だったが、ある日いつもより早く帰宅してみると、寝室で愛する美人妻アン(ケリー・プレストン)が男と熱い情事の真っ最中! テーブルの上には自分の上司フィリップのカフスボタンが。ショックを受けたニックは放心状態で車を走らせるが、そこに飛び込んで来たのが拳銃を持った強盗ポール(マーティン・ローレンス)。ところが自暴自棄なニックはホールドアップされながら車を暴走、財布も途中で投げ捨ててアリゾナまで走ってしまう。予想外のニックの行動に振り回されっぱなしのポール。彼は電気技師だったが、就職できず生活苦のあまり強盗をやってみただけの素人。ニックはそんなポールを強引に上司フィリップの部屋の金庫にある会社の大金を盗む計画に巻き込む。まんまと金を奪ったふたりだが、意を決してアンに電話してみたニックはなんとベッドにいたのは彼女の妹と婚約者だったと聞かされて仰天。金を戻す算段を立てたいニックだが、アリゾナからふたりを追っかけてきたこちらは本物のリグ(ジョン・C・マッギンリー)とダント(ジャンカルロ・エスポジート)の強盗コンビが襲ってきたりと邪魔が入る。大騒動のあげく、結局それぞれの家に帰りつくふたり。会社もクビにならずに済んだニックはポールを会社の警備担当に迎えるのだった。
「ナッシング・トゥ・ルーズ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ナッシング・トゥ・ルーズ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1997 |
公開年月日 | 1998年5月16日 |
上映時間 | 98分 |
製作会社 | ブレグマン・プロ作品 |
配給 | ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン |
レイティング |
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