ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男
だーくうぉーたーずきょだいきぎょうがおそれたおとこ DARK WATERS解説
巨大企業の隠蔽を暴くため闘った弁護士の実話を映画化。1998年、企業弁護士のロブは、大手化学メーカーの廃棄物によって190頭もの牛が病死させられたという調査依頼を受ける。やがて事態の深刻さに気づき、住民を原告団とする一大集団訴訟に踏み切る。製作・主演は、「アベンジャーズ」シリーズのマーク・ラファロ。監督は、「キャロル」のトッド・ヘインズ。出演は、「レ・ミゼラブル」のアン・ハサウェイ、「ミスティック・リバー」のティム・ロビンス。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」のストーリー
1998年、オハイオ州の名門法律事務所で働く企業弁護士ロブ・ビロット(マーク・ラファロ)は、ウェストバージニア州パーカーズバーグで農場を営むウィルバー・テナント(ビル・キャンプ)から思いがけない調査依頼を受ける。それは、大手化学メーカー、デュポン社の工場から出た廃棄物によって土地が汚染され、190頭もの牛が病死したというものだった。ロブはさしたる確信もなく廃棄物に関する資料開示を裁判所に求めるが、“PFOA”という謎めいた言葉を調べたことをきっかけに、事態の深刻さに気づき始める。40年もの間、デュポンは発ガン性のある有害物質の危険性を隠蔽し、大気中や土壌に垂れ流していたのだ。やがてロブは、7万人の住民を原告団とする一大集団訴訟を起こす。しかし、強大な権力と資金力を有する巨大企業との法廷闘争によって、真実を追求しようとするロブは窮地に追い込まれていく……。
「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」の映像
「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」の写真
「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 社会派 ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2019 |
公開年月日 | 2021年12月17日 |
上映時間 | 126分 |
製作会社 | Willi Hill=Killer Content |
配給 | キノフィルムズ(提供:木下グループ) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
音量 | ドルビーSRD |
公式サイト | https://dw-movie.jp/ |
コピーライト | (C) 2020 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC. All Rights Reserved. |
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