解説
高校卒業までに童貞喪失を目指す男子高校生を描いた青春コメディ。製作のクリス・ウェイツと監督のポール・ウェイツは、「アンツ」の脚本を手がけた兄弟コンビ。脚本は本作がデビューとなるアダム・ハーツ。撮影は「アメリカン・バッファロー」のリチャード・クルード。音楽は『ビバリーヒルズ高校白書』のデイヴィッド・ネシーム・ローレンス。出演はTV『Total Security』のジェイソン・ビッグス、「アメリカン・ビューティー」のミーナ・スバーリほか。
ユーザーレビュー
「アメリカン・パイ」のストーリー
ミシガン州のハイスクールに通うジム(ジェイソン・ビッグス)は、親友のケヴィン(トーマス・イアン・ニコラス)、オズ(クリス・クレイン)、フィンチ(エディ・ケイ・トーマス)とともに、高校卒業までに童貞喪失しようと誓う合う。ジムは憧れの留学生ナディア(シャノン・エリザベス)にアタック。しかしジムは興奮したあまり早漏、その様子が学内のインターネットサイトに流れ、笑い者になってしまう。やけになったジムは、おたくっぽいブラスバンド部のミッシェル(アリスン・ハンニガン)をプロムのパートナーに誘う。ケヴィンはヴィッキー(タラ・リード)という彼女がいるが、なかなか許してもらえない。フィンチはヴィッキーの友人ジェシカ(ナターシャ・リオン)に、「フィンチはスゴイ」という噂を立ててもらって、学内の女の子の注目の的に。ラクロスの選手でスポーツマンのオズは、年上の彼女に気取って迫り、振られてしまう。オズは、なんとか女の子を物色しようとコーラス部に入り、そこで魅力的なヘザー(ミーナ・スバーリ)といい雰囲気になるが、童貞喪失が目的とバレるが、やがて二人は心から愛し合うようになる。プロムの夜、オズはヘザーと、ケヴィンはヴィッキーとベットをともにする。ジムはといえば、地味だと思っていたミッシェルが、実はヘビーなセックス狂で、めくるめく初夜を迎えることに。スゴ腕だという噂が嘘だとばれたフィンチは、ひょんなことからセクシーな友達の母親と、ムードたっぷりの一夜をともにする。こうして彼らはなんとか目的を達成するのだった。
「アメリカン・パイ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「アメリカン・パイ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1999 |
公開年月日 | 2000年7月1日 |
上映時間 | 96分 |
製作会社 | ザイド・ ペリー・プロ作品(サミット・エンターテインメント=ユニヴァーサル映画=ニューマーケット・キャピタル・グループ提供) |
配給 | 日本ヘラルド映画配給(ポニーキャニオン提供) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビーSRD/SDDS |
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2000年9月上旬号 | 外国映画紹介 アメリカン・パイ |