解説
知的障害を負っている父親と、幼い娘の純粋な愛を描いた感動作。監督・製作・脚本は「コリーナ、コリーナ」のジェシー・ネルソン。撮影は「二番目に大切なこと」のエリオット・デイヴィス。音楽は「ラットレース」のジョン・パウエル。美術は「あぶない週末」のアーロン・オズボーン。編集は「シャンハイ・ヌーン」のリチャード・チュウ。衣裳は「ホワット・ライズ・ビニース」のスージー・デサント。出演は「ギター弾きの恋」のショーン・ペン、「ホワット・ライズ・ビニース」のミシェル・ファイファー、『Tomcats』などで注目の子役ダコタ・ファニング、「モンタナの風に抱かれて」のダイアン・ウィースト、「グリーンマイル」のダグ・ハッチソン、「バーバー」のスタンリー・デサンティス、「ガンシャイ」のリチャード・シフ、「Dr.Tと女たち」のローラ・ダーン、「ハート・オブ・ウーマン」のロレッタ・ディヴァインほか。
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「I am Sam アイ・アム・サム」のストーリー
スターバックスで働く7歳の知能しか持っていない中年男サム(ショーン・ペン)は、ホームレスの女性が出産した自分の娘、ルーシー・ダイアモンド(ダコタ・ファニング)と幸せに暮らしていた。しかし7歳になったルーシーはサムの知的能力を追い抜いてしまい、サムは父親として養育能力がないという判断をソーシャル・ワーカーに下されてしまう。ルーシーは施設で保護されることになり、サムは失意にくれる。彼は法廷で闘う決意を固め、エリート弁護士のリタ(ミシェル・ファイファー)に依頼。自分が社会奉仕の仕事もできることを見せつけるために弁護を引き受けたリタだったが、どう考えてもサムには不利な裁判。彼の障害者の友人たちは裁判で普通の証言ができず、隣人アニー(ダイアン・ウィースト)も外出恐怖症を乗り越え証言台に立つのだが、相手の弁護士にやり込められて落ち込んでしまう。一方、サムとルーシーは親子の絆をますます深める。サムは結局、条件付きで親権は認められたものの、ルーシーは里親のランディ(ローラ・ダーン)らと一緒に暮らすことに。だがサムはその家の近所に引っ越して、ルーシーは毎日のように彼に会いにいく。2人の愛情の深さに気づいた周囲は、ようやくその親子関係を認めるのだった。
「I am Sam アイ・アム・サム」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「I am Sam アイ・アム・サム」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2001 |
公開年月日 | 2002年6月8日 |
上映時間 | 133分 |
製作会社 | ベッドフォード・フォールズ・カンパニー=レッドフィッシュ・ブルーフィッシュフィルムズ・プロダクション(ニューライン・シネマ 提供) |
配給 | 松竹=アスミック・エース(松竹=アスミック・エース エンタテインメント 提供) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビーSRD/DTS/SDDS |
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